カメリア５位−優勝はドリーム宮崎

全日本ユース選手権県大会−Ｕ―１５女子サッカー

　ＭＦＡ第２５回全日本女子ユース（Ｕ―１５）サッカー選手権大会県大会（県サッカー協会主催、同女子委員会主管）が５日と２０日、宮崎市のひなた県総合運動公園と都城市の南部ふれあい広場であり、プリンセス・カメリアＦＣ（延岡市）は５位で、２年連続の九州大会出場はならなかった。優勝はドリームスプレッド宮崎だった。

　同選手権は、日本サッカー協会に登録した１５歳以下（小学５年生〜中学３年生）の単独チームによる大会で、県大会にはカメリアＦＣ、ドリームスプレッドＦＣ宮崎（宮崎市）、セレソン都城ＦＣレディース（都城市）、ジョカーレ都城ＧＦＣ（同）、テゲバジャーロ宮崎（新富町）が出場。２日間の総当たりリーグ戦でそれぞれ４試合を行い、代表の座を競った。

　カメリアＦＣは、延岡市、日向市、高千穂町、門川町の中学生１３人（３年１人、２年７人、１年５人）で構成。中学３年生が主力の他チームに比べて体格などで劣り、その上、大会前の練習が週に１回、わずか２時間しか確保できず４戦ともに苦しい戦いを強いられた。

　初戦は優勝したドリーム宮崎と対戦。カメリアは立ち上がりから猛攻を受け、０−９で敗れた。２戦目のジョカーレ都城戦も３年生中心の相手に当たり負け。前半は主将の工藤瑛梨、ＤＦ首藤陽羽を中心に良く守り、２失点でしのいだが、後半は技術・体力ともに勝るジョカーレに攻め込まれ６失点。連敗で苦しいスタートだった。

　台風接近で延期された２日目は、初戦で準優勝のテゲバジャーロ宮崎と対戦。個人技に圧倒され前半だけで５失点を喫したが、後半は工藤を中心に守りを立て直し、１失点に抑えた。最終戦のセレソン都城戦は前半６分、縦パスを受けたＦＷ内倉聖玲奈がドリブルで抜け出し、ＧＫをかわしてゴール中央に決め、今大会初得点。しかし、その後はカウンターから次々に失点し４戦４敗で終えた。

　結果は次の通り。

【１日目】（５日）
ドリーム宮崎　９　３―０　０　セレソン都城
（１勝）　　　　　６―０　　　（１敗）

テゲバジャーロ２　１―０　０　ジョカーレ都城
（１勝）　　　　　１―０　　　（１敗）

ドリーム宮崎　９　６―０　０　カメリアＦＣ
（２勝）　　　　　３―０　　　（１敗）

テゲバジャーロ５　２―１　１　セレソン都城
（２勝）　　　　　３―０（２敗）

ジョカーレ都城８　２―０　０　カメリアＦＣ
（１勝１敗）　　　６―０　　　（２敗）

【２日目】（２０日）
ドリーム宮崎　３　０―０　１　ジョカーレ都城
（３勝）　　　　　３―１　　　（１勝２敗）

テゲバジャーロ６　５―０　０　カメリアＦＣ
（３勝）　　　　　１―０　　　（３敗）

ジョカーレ都城５　２―０　０　セレソン都城
（２勝２敗）　　　３―０　　　（３敗）

ドリーム宮崎　１　１―０　０　テゲバジャーロ
（４勝）　　　　　０―０　　　（３勝１敗）

セレソン都城　５　４―１　１　カメリアＦＣ
（１勝３敗）　　　１―０　　　（４敗）