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西陣織を支えた図案家若松華瑶の肉筆原画展

本紙掲載日:2020-10-03
7面
西陣織を支えた図案家・若松華瑶の肉筆原画が並ぶ会場

11日までギャラリーかわなか−延岡

 若松華瑶(1895〜1974)の肉筆原画を鑑賞・購入できる展覧会が2日から、延岡市伊達町のギャラリーかわなか(川中啓二代表)で始まった。11日まで。川中代表は「貴重な作品の数々をぜひご覧ください」と来場を呼び掛けている。入場無料。開場は午前10時〜午後6時。8日は休み。

 若松華瑶は明治−昭和時代を生きた、〃天才〃といわれる図案家。西陣・桐生織の発展に尽くし、日本の着物・帯文化に多大な影響を与えた。特に能装束の分野での功績は大きく、自らも130番以上の演目を舞いながら、軽くて舞台に映える衣装の研究に打ち込み、新しい図柄の創案に尽力した。

 政界からも注目され、42年には陸軍大将・東条英機の私設秘書に就任。終戦後は、GHQの厚意により技術保存を目的に生糸の配給を受け、制作に没頭した。また、小説家・林真理子著の「大原御幸」に登場する主人公のモデルにもなっている。

 展覧会では、織元に50年以上保管されていて一般公開されなかった肉筆原画の帯図案約30点を展示。29×61センチの和紙や絹地に色鮮やかな絵の具で緻密かつ大胆に描かれ、日本画と遜色ないほど完成度の高い作品が並んでいる。

 西洋画を感じさせる色使いや線の中に菊紋、亀甲紋、雪花紋などの伝統模様を取り入れた図案もあり、創作活動への貪欲さがうかがえる内容となっている。問い合わせ先はギャラリーかわなか(電話延岡32・4036)。

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