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「詩人渡辺修三の風景」

本紙掲載日:2020-10-13
3面
冊子「詩人渡辺修三の風景」を発刊した渡辺修三顕彰会の会員

顕彰会が冊子を出版−延岡

◆会員らの寄稿文など収録

 延岡市出身の詩人渡辺修三(1903〜78年)の顕彰会(渡部俊雄会長)はこのほど、会員ら84人の寄稿文をまとめた冊子「詩人渡辺修三の風景」(A4判194ページ)を出版した。修三との思い出や詩、顕彰活動の素朴な感想などを収録。日本の詩壇に大きな影響を与えた郷土の詩人をたたえつつ、知られざる素顔も浮かび上がらせている。

 修三は同市尾崎町の生まれ。21年に旧制延岡中を卒業後、早稲田大英文科へ進み、在学中に西条八十に師事した。28年に出版した初の詩集「エスタの町」が中央詩壇で評価され、「モダニズムの旗手」として注目を集めた。

 翌年、家業の都合で大学を中退して帰郷。同市大野町で茶園を営みながら詩作を続け、行縢山の麓に暮らす環境から「谷間の詩人」と呼ばれた。市内の小中学校、高校12校の校歌を作詞したほか、「黒岩地区文化懇話会」を立ち上げるなど後進の育成にも力を注いだ。

 顕彰会は、2013年に茶園跡を望む大野町に詩碑を建立。その後、湯浅一弘前会長(今年4月死去)が、詩人の功績を後世に残そうと冊子の作成を提案、18年9月に編集委員会(吉田量基編集長)を立ち上げた。

 市内外に広く寄稿を呼び掛けたところ、会員26人や湯浅前会長が理事長・園長を務めた東海幼稚園の教諭と保護者39人、一般8人などが思い思いの感想文を寄せた。冊子には家系図や年譜などを加え、写真、イラストも交えて読みやすく仕上げた。

 延岡市役所で会見した渡部会長は「渡辺修三さんとは、私が20歳ぐらいのころから10年ほどの付き合いがあった。延岡生まれの詩人をPRし、子どもたちの文化向上につなげるために誰かが動かなければいけないと思った」と作成の過程を振り返った。

 冊子は千部発行。価格は税込み2200円。問い合わせは東海幼稚園(電話延岡35・3780)。

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