教職員向けオープンスクール−五ケ瀬町教委

独自の「Ｇ授業」など・ウェブで配信−２３日まで

　五ケ瀬町の教育について広く知ってもらおうと、五ヶ瀬町教育委員会は１日から、インターネット上で教職員向けの「ウェブ・オープンスクール」を実施している。２３日まで。

　町教委は毎年、へき地教育への関心と理解を深めてもらおうと、県内の教職員を対象にしたオープンスクールを町内の小・中学校で実施。教職員や教員志望の学生らが多数参加するなど好評を得ている。ただ、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止を理由に断念し、ウェブ上で公開する形式を採った。

　ウェブ・オープンスクールでは、町内４小学校の児童が学習内容によって合同で学ぶ独自の「Ｇ授業」や、読解力アップに向けたリーディングスキルなど特色のある取り組みのほか、教職員へのインタビュー動画などを配信。このうち、Ｇ授業については、「町内の小学校４校がみんなで協力して一つの授業を作り上げ、みんなで子どもたちを育てる仕組み」「他の先生の指導も見ることができて、先生にとってもとても勉強になる」などと紹介している。

　期間中は、専用のＵＲＬ（ｈｔｔｐｓ：／／ｅｄｕ．ｇｏｋａｓｅ．ｗｏｒｋ／ｏｐｅｎｓｃｈｏｏｌ／ａｐｐｌｙ）かＱＲコードから閲覧可能。申し込みページで職業、所属先（学校名など）、氏名などを記入すれば、教職員以外でも見ることができる。

　町教委の田中信宏指導主事は「たくさんの人に見てもらい、五ケ瀬の教育の魅力を知ってもらいたい」と話している。問い合わせは町教委（電話五ケ瀬８２・１７１０）。