富友会、ラグビー部女子を激励

寄付金と立て看板を贈る

◆全国大会出場の富島高

　第３回全国Ｕ１８女子セブンズラグビーフットボール大会（２４、２５日、埼玉県）への出場を決めた富島高校ラグビー部女子部員を激励しようと、同校同窓会「富友会」（三輪正明会長）は１５日、同校を訪れ、寄付金２０万円と立て看板を贈った。

　この日は、三輪会長と中島秀人副会長が来校。校長室でラグビー部女子の服部ひかる主将（１７）ら３年生６人と対面した。

　同部の堀口直樹監督が、９月に行われた九州大会を振り返り、「コロナ対策で声を出しての指示や応援ができない中、選手たちが自分たちで試合をつくり勝利してくれた」と報告した。

　三輪会長は「全国各地の富友会のメンバーが応援している。悔いのないよう力を遺憾なく発揮し素晴らしい大会にしてほしい」と激励し、寄付金を手渡した。

　馬場隆校長は「富友会の応援を心に持って臆することなくプレーしてくれると思う」と支援に感謝。服部主将は「初の全国大会で緊張もあるけど楽しみ。期待に応えられるよう優勝目指して頑張る」と抱負を語った。

　出場記念の立て看板は縦１２３センチ、横６メートル。同校の校門横と富友会事務局の２カ所に設置されている。

　全国大会は、各ブロックを勝ち抜いた１２チームが出場。３チームずつ４組に分けてグループ総当たり戦を実施し、各グループの１、２、３位同士がトーナメントで競う。

　富島の初戦は２４日午前１０時からのオープニングマッチ。強豪・京都成章高（近畿代表）と戦う。