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宮崎銀行と環境省が締結

本紙掲載日:2020-10-20
3面
「国立公園オフィシャルパートナーシップ」の締結証を手にする宮崎銀行の杉田浩二頭取と小泉進次郎環境相(東京・環境省)

国立公園オフィシャルパートナーシップ

◆魅力向上支援や情報発信

 宮崎銀行(杉田浩二頭取)は16日、環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結したと発表した。締結は15日付。本県エリアに位置する霧島錦江湾国立公園の魅力向上や誘客支援を通し、地域活性化を目指す。
同パートナーシップは環境省が国立公園満喫プロジェクトの一環として、企業と相互に協力して実践する。

 宮崎銀行は−、ホームページや広報媒体で情報発信しながら▽霧島錦江湾国立公園での体験イベント開催や滞在型プログラム整備の支援▽植樹など環境保全活動の推進▽公園周辺でのコンテナホテルやグランピング(ホテル並みの施設を備えたキャンプ)▽廃校を活用した施設整備の支援−などに取り組むという。

 同行は今年1月に肥後、大分、鹿児島の3銀行と環境省九州地方環境事務所で「中・南九州の地域循環共生圏に関する連携協定」も結んでおり、宮崎、鹿児島銀行は霧島錦江湾国立公園、肥後、大分銀行は阿蘇くじゅう国立公園を中心に連携して活動する。

 国立公園満喫プロジェクトは、国立公園を世界水準のナショナルパークへとブランド化させるのが目標。環境省は国内8カ所で、訪日外国人を引き付ける取り組みを先行的、集中的に実施する。宮崎銀行は「引き続き地域の持続的な発展に向け、積極的に貢献してまいります」としている。


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