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汚泥処理方法で特許取得

本紙掲載日:2020-10-29
1面
汚泥処理方法の特許証を手にする宮園さん

延岡市契約管理課・宮園さん清掃工場時代に考案長

◆木質バイオマスと混合し燃料に

 延岡市は、同市契約管理課長の宮園浩さん(59)が発明した下水道の汚泥処理方法が特許権を取得したと発表した。宮園さんが前任の清掃工場長在職時に考案、市が2017年1月18日に出願し、今年8月25日に登録された。

 特許発明を取得したのは、下水汚泥と家庭から出る剪定(せんてい)した枝などを細かくチップ状にした木質バイオマスを混合装置を搭載した特殊車両で交ぜながら、ごみ焼却による発電施設である清掃工場に運搬し、ごみと一緒に燃料として使用する汚泥処理方法。

 外部処理委託している下水汚泥について、当時の上司らと清掃工場の焼却と組み合わせて経費節減できないかと、16年度から可能性を探る取り組みを開始。試行錯誤の末、粘土状の汚泥が枝チップと一定割合で交ぜることで燃やせる小粒状になることを発見。加えて、特殊車両で混合しながら清掃工場に運搬する方法を発案した。

 ただし、今回登録された特許発明は方法論で、実用化に向けた汎用(はんよう)性の高い混合機械と特殊車両の開発や下水汚泥の含水率の高さによる焼却の困難さ、焼却施設に与える負担など影響の解消などが課題。「さまざまな技術を有する民間事業者の取り組みなども期待したい」としている。

 宮園さんは「清掃工場で燃やす場合、現在の焼却に影響がないものができるか。混合も安定して確実に小粒状になるかなどといった課題もある。まだまだ機械の開発も初期段階。いろんな技術を持った民間事業者のアイデアを乗せることで実っていくとありがたい」。

 読谷山市長は「通常業務の中で発見した課題を解決していく意欲と強い責任感で生まれた発見。地域経済の発展と地球環境への貢献という高い志を実現するための手段として、現場の視点とわが国、地球全体の課題との両方の視点を持った発明にうれしく思う」と話している。

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