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売る米がない、うなま米ピンチ

本紙掲載日:2020-11-04
1面

高温障害で収量激減恒例の収穫祭中止−美郷町北郷

 美郷町北郷のブランド米、「うなま米」の収量が、夜間の高温障害が原因で激減、同町とJAは、毎年稲刈り後に開催している「収穫祭」を中止すると発表した。実が付く時期の夜間に30度を超える高温が続いたため「実が小さく、粒が白乳色」など、〃くず米〃が多く、商品として出荷や販売できない状況で、大量発生したウンカも収穫減に拍車を掛けたという。

 うなま米は、地区内の農家が育て、JA日向の検品をクリアした米だけを「うなま米」のブランドで売り出しており「もちもちして粘りがあり、古米でもおいしい」と評判。販売後すぐに売り切れるほどの人気で、毎年秋の収穫祭には延岡や日向市など町内外から多くの客が訪れ、新米を買い求めてきた。

 JA日向北郷支店や同町役場などによると、同地区で栽培している米の8〜9割がうなま米のブランドで売り出すヒノヒカリ。残りがオテントソダチなど。ヒノヒカリは高温に弱いとされ、夜間に30度以上の気温が続いて生育が止まり、日中に生産したデンプンが呼吸で消費されてしまい、穂や根に送り込む量が少なくなり、登熟歩合の低下、乳白米(白未熟粒)が発生したとみられる。炊飯しても、水分が米粒に均一に吸収されず、表面付近に残ってしまう傾向にあり、保温経過が進むほどに、粘りの低下が起こるという。

 同地区の植え付け面積は約160ヘクタール。収穫見込みは例年約600トンで、このうち約90トンを同町と姉妹市町を提携する沖縄県豊見城市に出荷し、残りは手づくり屋「北の郷(さと)」などで販売している。収穫祭は2009年から毎年秋に開催してきたが、今年は〃売る米〃がなく中止。

 夏田支店長は「地球温暖化が進み、これからも夜間の温度上昇が続くようであれば、高温障害に強く、ヒノヒカリの味に引けをとらないオテントソダチに栽培品種を変えていくことも考えなければならない」と話している。

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