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岡富小110周年−児童の夢育み110年

本紙掲載日:2020-11-05
6面

 延岡市立岡富小学校(柳田光一郎校長、400人)=高千穂通=は今年、創立110周年を迎えた。

 1910(明治43)年10月10日に岡富尋常高等小学校として同市本小路に開校。移転や町村合併、国民学校時代を経て、47(昭和22)年の学制改革で改称。その後、中川原旭小学校(現・旭小学校)分立や校舎改築などを経て現在の姿となった。


◆求められる「不易流行」・柳田光一郎第38代校長

 本校では40年以上にわたって「自ら考え正しく判断し実践できる子どもの育成」を教育目標に掲げています。同目標で求めている「不易流行」はいつの世でも必要とされる資質であり、主体的に学ぶ子どもを育てる新しい学習指導要領と合致するものでもあります。

 今年は、本校節目の年であるとともに、世界規模の新型コロナウイルス感染拡大によって過去に類を見ないような一年となっています。こうした状況下でも児童たちが日々、元気な姿を見せてくれていることがとてもうれしく、誇らしいですね。

 予測不能な時代だからこそ、児童には学校の目標を意識して行動を取りながらさまざまなことを吸収していってほしいと思います。私たちも保護者や地域の方々と連携を今後ますます深めながら、不易流行を実践できる人間への成長を支えていきたいと思っています。


◆長い歴史を誇りに−山下雅宝さん(6年)・福来奈々さん(同)・吉田光璃さん(同)

 岡富小学校は友達や先生はもちろん、地域の人たちとも楽しくふれあえる場所です。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大で、ふれあいの機会が少なく、このまま卒業になると思うと少し寂しい気持ちもあります。

 先輩たちの時代からずっと続いているボランティアやあいさつ運動などに励みながら、卒業までの時間を精いっぱい大切に過ごしたいです。

 長い歴史がある岡小で学べたことを誇りに、ここでの6年間を生かして将来の夢を探し、実現できるよう頑張っていきます。


◆人と人とのつながりを大切に・森山慎作PTA会長

 コロナ禍の中で、子どもたちが学校に通えているというだけでありがたいことだと感じています。

 児童たちはこの節目となる一年の中で、世の中はさまざまな事態が起こり得るということを実感しているでしょう。ソーシャルディスタンスが求められる今は、逆に人と人とのつながりの大切さを学ぶいい機会でもあると思います。
母校の長い歴史と伝統に思いをはせながら、一日一日を大切に過ごしてほしいですね。


◆地域との深い絆が土台・西府茂樹県PTA連合会会長(元岡富小PTA会長)

 10年前の100周年当時にPTA副会長と記念事業実行委、その後にPTA会長を務めさせていただいたことを懐かしく思い返しています。

 学校の「コミュニティー・スクール(地域のニーズを反映させるため、保護者や住民が運営の一部に参画する学校)」化は今後いっそう進んでいくと思いますが、御校にはすでに地域との深い絆・つながりがあり、強固な土台になっています。

 コロナ禍の終息は見えませんが、児童の皆さんが保護者や先生、地域の方々への感謝を忘れず、仲良く元気に過ごされることを願っています。大人になった時、諸先輩方と同じように、節目の時を祝いながら岡小の伝統を紡いでいってほしいですね。


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