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Ｌ サイズ
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1枚 300円 |
ＬＬ サイズ
（12.7×17.8センチ） |
1枚 500円 |
Ａ４ サイズ
（21×29.8センチ） |
1枚 1,200円
（ラミネート加工は300円追加） |
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入賞と入選−延べ６人と９人・県北
県芸術文化協会（内藤泰夫会長）は１０日、第２３回みやざき文学賞の入賞・入選者を発表した。全６部門のうち、県北からは、随筆の上村由美子さん（６３）＝日向市＝、俳句の加藤ひろこさん（７３）＝延岡市＝が二席、河野正さん（８０）＝同＝は川柳二席、俳句三席に入るなど複数入選を含めると延べ６人が入賞、９人が佳作に入選した。表彰式は来年２月１６日に宮崎観光ホテルで予定されている。
上村さんは随筆と共に、詩と短歌でも入選と活躍。入賞の随筆「匂わぬ花」は、がんで入院生活を送る不安な日々の中、現実を受け入れながらも望みを持ち、必死に生きる女性たちの姿を描いた。
加藤さんの受賞作「記憶の灯」は、５句とも趣が異なり、審査委員の服部修一氏は「繊細な感覚は余人を寄せ付けない」と評価した。
河野さんは俳句部門でも三席とダブル受賞。川柳部門二席の「体面」は現在の社会の一面を独自の視点で切り抜き、川柳の風刺性を効かせた。
一方、詩部門三席の野々上万里さん（６１）＝延岡市＝は小説部門でも佳作に入選。俳句部門で佳作の海野輝陽（きはる）さん（日向市坪谷小２年）は、全部門の入賞・入選者の中で最年少だった。
今回は前年より１５１点多い８３８点の応募があり、３０代以下が４１・３％、４０・５０代が６・９％、６０代以上が５１・０％を占めた。部門別は俳句が２９５点で、随筆１７９点、短歌１２５点で、詩１２２点、小説５９点、川柳５８点の順。最年長は小説に応募の９６歳男性、最年少は短歌と俳句の６歳男児だった。
各部門の一席と県北関係の入賞・入選者（ペンネーム含む）は次の通り（カッコ内は市町村・学校と作品名）。
【小説】
一席＝小西宏子（都城市、アマポーラ）▽佳作＝野々上万里（延岡市、斑猫）
【随筆】
一席＝黒木彩愛（都城市、未来への処方箋）▽二席＝上村由美子（日向市、匂わぬ花）
【詩】
一席＝藤��正二（宮崎市、わた）▽三席＝野々上万里（延岡市、杖）▽佳作＝上村由美子（日向市、夏をたたんで）
【短歌】一席＝児島直美（宮崎市、ひとり芝居）▽三席＝黒木直行（日向市、敗戦）▽佳作＝上村由美子（日向市、おやつの時間）片伯部りつ子（延岡市、鮟鱇）
【俳句】
一席＝末吉道子（宮崎市、紫木蓮）▽二席＝加藤ひろこ（延岡市、記憶の灯）▽三席＝河野正（延岡市、八月忌）▽佳作＝上山育美（延岡市、赤翡翠）戸上ナミ子（延岡市、ビヤホール）海野輝陽（日向市、ぼくのなつやすみ）
【川柳】
一席＝藤井英坊（宮崎市、紆余曲折）▽二席＝河野正（延岡市、体面）▽佳作＝松崎祥夫（延岡市、テラ混沌から）黒木栄子（日向市、母）