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コロナ禍で困窮学生を支援

本紙掲載日:2020-12-08
1面
開始時刻には、机に並びきれないほどの物品が並んだ
スタッフと会話を交わしながら、物品を手に取った

フードバンク延岡実行委員会

◆寄せられた食料品など無料で配布

 新型コロナウイルスの影響で生活に困窮する学生を支援しようと4日、延岡市の野田町公民館で食料品や生活用品の無料配布があった。64人の学生が会場を訪れ、市内各地から善意で寄せられた品を受け取った。

 主催は、新日本婦人の会延岡支部などを中心に、この日のために結成された「フードバンク延岡実行委員会」(甲斐律子代表)。コロナ禍でアルバイトを失ったり、保護者の収入減で生活に苦しんだりしている学生が全国で増えている現状を知り、企画した。

 前日の3日には、物品の回収があった。同会が配ったチラシや新聞での告知を見た市民、子ども食堂などに取り組む市民団体「子どもネットワークのべおか」などから、豊富な種類の物品が無償で寄せられた。

 午後1時の配布開始時間には、チラシで配布を知った学生数人が来場。長机の上に所狭しと置かれた物品に感嘆の声を上げ、スタッフと会話を交わしながら、調味料やレトルト食品、野菜、米、生活用品など必要な物を選んで持ち帰った。

 3人で訪れたいずれも1人暮らしの九州保健福祉大学の学生は、米や調味料、飲料水などを両手いっぱいにもらい「すごい助かる。いろんなジャンルの品がそろっていてびっくりした。いつか自分たちが貢献できたらなと思った」と話した。

 学生ボランティアとして運営を手伝った同大学の根路銘謙哉さん(24)、弓削良太さん(22)、富山洋輝さん(22)は「地域の人に支えられていることを実感した」「僕たちを応援してくれてありがたい」「こんなにも多くの品が集まるなんて、地域のつながりの強さを感じた」などと感想。訪れた学生から「アルバイトは減ったが、家に居る時間が増えたことで光熱費が上がり、苦しい」といった声も聞いたようで「次は学生主体でやることができれば」と話していた。

 実施に当たり、学生が多く住む野地町、野田町の自治会が回覧板や町内放送で物品提供を呼び掛け、前日の夜まで市内各地から農作物などの提供が続くなど多くの協力があった。甲斐代表は「皆さんの善意はすごい。ご協力に感謝です。学生は素直で、けなげに頑張っている様子が伝わった。延岡の地で勉強したこと、地域の皆さんのことなど、何らかの形で思い出してくれればうれしい」と話していた。

 寄せられた物品は、1時間半ほどで学生に手渡された。

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