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冬の野鳥は顔に注目

本紙掲載日:2020-12-18
7面

 冬の野山などで見られる野鳥は、よく見ると特徴的な顔をしている。代表的な3種類を紹介しよう。

 米国の作家ジョンストン・マッカレーが創作した「怪傑ゾロ」。黒い仮面のヒーローとよく似ているのがツリスガラ(ツリスガラ科)だ。

 全長11センチとスズメより小さく、チィーチィと細い声で鳴く。仮面に見えるのはくちばしから目を横切る黒い過眼線。雄の方が黒く、雌は褐色をしている。

 漢字で「吊巣雀」。木の枝先に小さい袋状の巣をつり下げることが和名の由来とされる。県内には冬鳥として渡来。アシ原を群れで飛び回り、茎の中の虫を食べる。

 見た目も大きさもスズメとそっくりだが、頬に黒斑がないのはニュウナイスズメ(ハタオリドリ科)。雄は明るい栗色の背や頭がよく目立つ。雌は淡い色の眉斑が特徴。

 和名の由来には諸説あるが、「新嘗(にいなめ)雀」がなまったというのは民俗学者柳田國男の説。「みやざきの野鳥図鑑」によると、県内では「イッコクスズメ」と呼ぶ地域もあるという。

 鳴き声もスズメとよく似ている。冬鳥として農耕地などの開けた場所に群れで渡来する。

 鮮やかな黄色と黒の顔が目立つのはミヤマホオジロ(ホオジロ科)。リーゼントのような大きな冠羽も特徴の一つだ。興奮すると羽毛が逆立ち、より派手な印象になる。

 全長15・5センチでスズメより少し大きく、チル、チルルと鳴く。県内には、冬鳥として平地から山地の明るい林などに渡来する。小さな群れで動き、地上に下りて草の種子などを食べる。

 これからが冬鳥の観察シーズン。野山では、「幸せの青い鳥」と呼ばれるルリビタキ(ヒタキ科)、天満宮などで行われる木彫りの像を新しい物に取り換えて幸運を祈る「うそ替え神事」で知られるウソ(アトリ科)の姿も楽しめそうだ。

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