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独創的なアイデアが重要

本紙掲載日:2020-12-22
1面
延岡名誉市民の証書を受け取る吉野さん(右)
吉野さんの話に聞き入る市民ら

ノーベル賞吉野さんが延岡市で講演

◆名誉市民にも

 昨年ノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰氏(72)の受賞記念講演会は20日、延岡市の延岡総合文化センターであった。県北地域の中高生、一般を対象にした2部構成で行われ、市民ら約1500人が来場。吉野さんは自身の研究を振り返りながら、近未来の展望や常識にとらわれない考え方の重要性などを示した。主催は同市、市教育委員会。

 「リチウムイオン電池が拓(ひら)く未来社会」と題して登壇した吉野さんはまず、リチウムイオン電池に用いる炭素繊維を延岡市の旭化成の繊維関連研究所から入手できたこと、同じく旭化成東海工場で安全性試験を行ったことに触れ、「(開発やノーベル賞受賞は)延岡のおかげと言って過言ではない」と話した。

 また、環境問題関連でリチウムイオン電池の研究開発が盛んになっている現状を示しながら、無人自動運転を行う人工知能を搭載した電気自動車(AIEV)の普及による「環境・経済性・利便性」の同時実現に期待を寄せた。

 来場した中高生たちに対しては、常識や固定観念にとらわれない独創的なアイデアの重要性を訴え、「リチウムイオン電池の周辺でAIEVなどのシナリオが描かれつつあり、若い人には絶好のチャンス。近い将来を見据え、勉強しておいてほしい」と呼び掛けた。

 延岡高校3年の笠将稀さんは「延岡で生まれたことを誇りに思える講演だった。時代の波に乗るため、将来に向けて備え続けたい」。延岡中学校3年の新名にこさんは「まさに活躍中の人の話を聞き、(延岡から)未来に貢献できる人材が増えると感じた」と話した。

 会場では延岡市名誉市民の授与式もあり、読谷山洋司延岡市長から吉野さんに証書や勲章などが贈られた。

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