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北川町で標識の付いたアオジ

本紙掲載日:2021-02-13
3面
右足に金属製の標識が見えるアオジ(延岡市北川町で)

 延岡市北川町でこのほど、標識(足環)の付いた冬鳥のアオジが見つかった。刻印は読めないものの、公益財団法人山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)が標識調査で放鳥した個体とみられる。

 アオジは全長16センチでスズメよりやや大きいホオジロの仲間。黄緑色の腹や黒い縦じまがよく目立つ。県内には、11月ごろからアシ原や開けた森林などに渡来する。

 同研究所によると、アオジは、主に北海道の日本海側などから8桁の個体識別番号を刻印した金属製の標識を付けて放鳥している。全国で年間1600羽ほどの発見報告があるという。

 北川町では、数羽のアオジの中に1羽だけ右足に標識の付いた個体が確認された。

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