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今夏、いよいよ開幕−主要プログラムを発表

本紙掲載日:2021-02-15
7面

国文祭・芸文祭みやざき2020

◆食文化シンポジウム(9月23日)、短歌甲子園(9月25、26日)

 「国文祭・芸文祭みやざき2020」(第35回国民文化祭、第20回全国障害者芸術・文化祭)が7月3日〜10月17日の107日間にわたって開催される。総合開会式は7月3日に宮崎市のメディキット県民文化センターで開催。総合司会は延岡出身の松田丈志さんが務めることになった。県が8日、プログラムや出演者を発表した(一部既報)。

 総合開会式には松田さんの他、日向市出身のバレエダンサー西島数博さん、本県ゆかりのアーティスト4人が出演。大会テーマ「山の幸海の幸いざ神話の源流へ」の世界観をストーリー化し、県民のパフォーマンスと映像、音楽を一体化した演出でこれまで育まれてきた文化や新たな文化を発信する。

 懸念される新型コロナの感染再拡大に備えて、各プログラムは入場制限やオンラインでのリモート開催など、期間中の感染状況に応じたさまざまな実施法を検討していくという。

 10月30日〜11月21日には和歌山県での「国文祭・芸文祭2021」が予定通り開催されるため、中央団体が主体となって全国規模で開催する事業は、基本的に和歌山での開催を優先する。このため、期間中の県内イベントは当初予定より28本減の138プログラムとなるが、機運醸成も兼ねた34本の「さきがけプログラム」を先行実施しており、実質的には172プログラムとなる。

 新型コロナウイルスの影響で1年延期され、今年開催となるが、「2020」を含めた大会名称、基本方針に変更はない。

 期間中の主要プログラムは次の通り。

■総合フェスティバル
▽開会式(7月3日・メディキット県民文化センター)=「山の幸海の幸いざ神話の源流へ」の世界観をストーリー化し、県民の力でダイナミックに表現。県民のパフォーマンスと映像、音楽が一体化した演出の中で、これまでに育まれてきた文化や新たな文化を発信する。総合司会は松田丈志さん。出演者は本県ゆかりの西島数博さん、野田あすかさん(ピアニスト)、濱田ここねさん(俳優)、三浦文彰さん(バイオリニスト)。

▽いざや、みやざき宵まつり(9月25日・宮崎市高千穂通周辺)=オープニングパレード「みやざき文化絵巻」では宮崎を代表する祭りが集結し、文化の一大絵巻を構成する。ステージイベントは本県が長い歴史の中で育んできた文化、そして次世代を担う若者が創造する文化がそれぞれに融合し、未来へとつながるステージを街中から発信。メインステージではアーティストによるパフォーマンスの他、夜神楽を奉納する。みやざきまつりサミットでは「みやざき文化絵巻」出演のまつり団体が伝統芸能を披露。ミライ・ステージでは若い世代による歌・ダンス・演劇など躍動感あるステージを繰り広げる。

■フォーカス
【記紀・神話・神楽】
▽神話のふるさと講演会(9月5日・メディキット県民文化センター)=宮崎の風景や神話ゆかりの地を撮影してきた東京五輪公式映画監督の河鹹照さんと、本県出身の俳優・永瀬正敏さんによる講演会。

【宮崎国際音楽祭】
▽第26回宮崎国際音楽祭(7月31日〜8月15日・宮崎市を中心とする県内各会場)=宮崎の春の風物詩として県民に親しまれてきた宮崎国際音楽祭を大会期間中に開催する。

▽オトタビ〜音旅(7月16日・吉都線、9月3日・日南線)=観光列車「海幸山幸」に乗って、音楽とともに宮崎の雄大な景色や地域色あふれる食を堪能する。「吉都線で行くおとなの遠足ツアー」では大会広報アンバサダーの山内達哉さん(バイオリニスト)、「(日南線編)アルケミストと行く!ひなたの真ん中ツアー」は同じく音楽デュオのアルケミストが生演奏とともに旅へいざなう。

【若山牧水】
▽短歌オペラ「若山牧水海の声山の声」(10月16日・メディキット県民文化センター)=牧水研究第一人者の伊藤一彦氏が脚本、作曲家の仙道作三氏が作曲と演出を担当し、若き日の恋愛から、結婚を経て、息子とともにふるさと東郷に帰る日までの牧水の姿を描く。新たに第3幕を加え、国文祭・芸文祭スペシャルバージョンとして上演。出演は渡辺大さん、川越塔子さん(本県出身)、柏原奈穂さんら。

▽レキタビ(歴旅)牧水と耳川の源流をたどる旅(10月9〜10日・日向市、美郷町、諸塚村、椎葉村)=宮崎駅または日向市駅発着、1泊2日で、牧水の故郷日向市東郷町坪谷などの耳川流域を巡る。ダム湖クルージング、椎葉神楽鑑賞などを含む。

▽全国高校生みやざき短歌甲子園(9月25、26日・メディキット県民文化センター)=岩手県盛岡市、富山県高岡市、そして日向市で開催される高校生短歌大会の優勝校をはじめとする優秀校と、県内の実力校が一堂に会し、短歌交流戦を繰り広げる。

【宮崎の食文化】
▽だれやみ文化大学(8月28日・日南市文化センター、29日・同市飫肥地区)=人々が集い、語らい、日々の疲れを癒やす「だれやみ文化」をテーマに、酒場詩人としておなじみの吉田類さんとともに、宮崎の焼酎と発酵技術、生活文化などを探求。28日は対談と交流会、29日は散策を楽しむ。

▽食文化シンポジウム(9月23日・メディキット県民文化センター)=本県出身の松田丈志さんをパネリストに迎え、競技人生を支えた「みやざきの食」について講演してもらう。

■パートナーシッププログラム
▽キッズプレスプロジェクト(特別講演会9月12日・メディキット県民文化センター)=県内の小中学生による「こども記者」、高校・特別支援学校の「高校生記者」が、ジャーナリストの池上彰さんとともに県内各地の文化・伝統芸能・食・音楽・芸術などを取材(日時未定)。特別講演会では、池上さんが「ぼくが記者になったわけ〜若者たちへ」をテーマに話す。

▽光と神話の世界(9月10、11日・県総合文化公園内広場)総合文化公園の文化広場を舞台に繰り広げられる不思議な「光」と「神話」の世界。施設の壁面に映し出すプロジェクションマッピング、光のパフォーマンス、デジタルアートの他、県立芸術劇場をはじめとする県有文化施設による関連企画を実施する。

■共に生きて共に感じる芸術文化プログラム
▽演劇公演「ゆかいアート村はじまり物語」(7月10、11日・三股町立文化会館)=障害のある人もない人も出演する、生きづらさを乗り越えた先の理想の世界を、高校演劇部などの若い世代と共に描く演劇公演。「うれしい言葉」をテーマに公募した体験談を基に、劇団こふく劇場代表の永山智行さんが脚本を書き下ろし、演出も担当する。

▽第40回わたぼうし宮崎コンサート2020(8月22日・宮崎市民文化ホール)=公募した詩に託された思いをメロディーに乗せて紹介する第1部と、地元の障害者を中心とする個人・グループが音楽活動の成果を発表する第2部で構成。本県在住のピアニストで大会アンバサダーの野田あすかさんが、大会のために作った「ココロノイロ」を弦楽5重奏と共演する。

▽ひなたのまんなかで〜全国障がい者アート作品展(7月2〜11日・県立美術館)=全国から公募した障がい者アートを、部門別に審査した上で展示。会場には全国連携事業として制作されたフェニックスウォールアートも展示する。

■市町村分野別フェスティバル
▽西都「まっぽす」神楽〜源流と変化の共演(9月18〜19日・西都原御陵墓前広場)=古代の息吹を感じる御陵を舞台に、西都市内の銀鏡神楽、尾八重神楽、穂北神楽、高屋神楽、神代神楽をはじめ、延岡市、日南市、高原町や広島県、兵庫県の神楽などを奉納する。

▽「風流」ごかせフェスタ(10月10日・五ケ瀬町総合公園Gパーク)=全国民俗芸能「風流」保存・振興連合会の他、町内の民俗芸能保存団体や文化団体、子どもたちによる民俗芸能などが披露される。

▽太鼓の祭典(7月11日・宮崎市民文化ホール)=県内をはじめ全国から応募のあった伝統・創作太鼓約30団体が出演する。


◆本田誠人さんの遺志を形へ−いざや、みやざき宵まつり(9月25日)

 大会の柱の一つとなる「いざや、みやざき宵まつり」は、1月30日に47歳の若さで亡くなった脚本家・演出家で俳優の本田誠人さん(延岡市出身)が全体的なプロデュースを担っていた。

 同プログラムは宮崎が育んできた数多くの文化や伝統の掘り起こしと、次世代への継承がテーマ。神話の高千穂建国まつりや椎葉平家まつり、延岡大師祭、日向ひょっとこ夏まつりなど、県内各地の祭りが集結したオープニングパレードの「みやざき文化絵巻」と、趣が異なるステージイベントを3会場で予定している。

 県国民文化祭・障害者芸術文化祭課によると、本田さんはプログラム全体の総合演出の他、若い世代が出演する歌・ダンス・演劇などの「ミライ・ステージ」を担当。出演団体の調整やステージの世界観について、スタッフと打ち合わせていた段階だったという。

 大会への思い入れは大変強く、公式ガイドブックには「神話の源流を巡る宮崎でのこのフェスティバルが、1年延期になりながらもこうやって実現することはとても大きな意味があると思っています。勝手に重ねてしまうのは、天岩戸の洞窟にお隠れになった太陽の神。岩戸開きで差したあの輝きに負けないくらいの、明るい希望に満ちあふれた文化の光が差す、そんなステージにしたいと思っています」とコメントを寄せていた。

 今後のプログラムづくりについて同課は、「残された者として、できる限り本田さんの希望、要望を形にしていきたい」と話している。

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