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5Gで交流授業−椎葉村と宮崎市の6小学校

本紙掲載日:2021-02-22
3面
ローカル5Gを活用したオンライン授業
タブレット端末で各小学校の発表を見る児童

ローカル基地局を整備し実証実験

 椎葉村で19日、最先端通信技術「ローカル5G」を使用したオンライン交流授業があった。地域交流拠点施設Katerie(かてりえ)」と村内五つの小学校、宮崎市の宮崎大学教育学部付属小学校をつなぎ、タブレットなどの画面を通して学習発表を行った。県の委託事業であるローカル5Gを活用した地域課題解決実証事業の一環。これほどの広域で、しかも教育分野で活用するのは全国的にも珍しいという。

 村では、昨年7月から同事業に取り組んでいる。11月には、既存のWi−Fi(ワイファイ)に加えて4Gの環境を整え、村内の小学校間での遠隔授業を実施。今回はさらに、ローカル5Gの環境を構築し、より広域でのオンライン授業を試みた。

 この日は、ローカル5Gの基地局が整備された「かてりえ」と4G環境の椎葉小、松尾小、尾向小、すでにワイファイを整備している不土野小、大河内小、宮大付属小を接続。タブレット端末やスマートフォンを通して、宮崎市の魅力や椎葉村の伝統、各学校の取り組みなどを発表し合った。

 途中、画面上の動きが止まったり、音声と画像にずれが生じる場面もあったが、途切れや遅延など大きな支障はなく、スムーズなやりとりが取り交わされていた。

 「かてりえ」のローカル5G環境下でオンライン授業を行った椎葉小6年の那須愛果里さん(12)は、「オンラインで不自由さは感じなかった。椎葉だけでなく、宮崎市のみんなとも意見交換ができて楽しかった」と話した。

 村教育委員会の河野和弘指導主事は「既存のワイファイではできなかった活動が5Gでは可能になる。オンラインでの交流をはじめ、物理的距離の課題を解決する取り組みや可能性を探っていきたい」。

 県総合政策部先端ICT利活用担当の菊田智彦主査は「教育に限らず、産業や医療などさまざまな地域課題が解決、解消されるようローカル5Gなどを活用した取り組みを進めていきたい」と話した。

 ローカル5Gとは、携帯電話事業者による5G(第5世代移動通信システム)とは別に、自治体や企業などが独自に、5G技術を使ったネットワークを構築する仕組み。自らの建物や敷地内など局所的なエリアで、5Gの特徴である超高速、超低遅延、多数同時接続といった環境を利用可能にする。

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