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日本舞踊で「高天原物語」

本紙掲載日:2021-03-30
7面

春らんまんの延岡でさきがけプログラム

◆神々の三角関係コミカルに

 神話が題材の舞踊劇「天翔(あまかけ)る神々高天原(たかまがはら)物語プロローグ」が28日、延岡市のカルチャープラザのべおかで行われた。同市出身の日本舞踊家、花柳達真さんらが、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメ、その姉のイワナガヒメの三角関係を描いた「笠沙山(かささのやま)嫁取」を披露。歌舞伎やミュージカルの要素を取り入れてエンターテインメント化した日本舞踊で、観客を魅了した。

 舞踊劇は、達真さんが「天の岩戸」など県北にちなんだ五つの神話をテーマに創作。神々が試練を乗り越えて新たな世界を切り開き、この地に降臨する物語となっている。

 今回は、国文祭・芸文祭みやざき2020さきがけプログラムの一環で実施。8月1日に延岡総合文化センターで行う本公演のプロローグとして、その一部分を上演した。

 「笠沙山嫁取」は、美しさをつかさどるコノハナサクヤヒメと永遠の命をつかさどるイワナガヒメが、ニニギノミコトを取り合い、その結果、コノハナサクヤヒメとニニギノミコトが結ばれる物語。

 達真さんがイワナガヒメ、同じく延岡市出身の花柳吉史加さんがコノハナサクヤヒメ、また、花柳梨道さん(山口県出身)がニニギノミコトを演じた。

 3人は、特別な衣装も化粧もなしの素踊りで披露。達真さんはかわいらしさを備えながらもコミカルに、吉史加さんはゆったりとした所作で上品に、梨道さんは板挟みになった心情を表情豊かに、それぞれの役を表現した。

 せりふを交えながら進められ、チキン南蛮など延岡になじみのある言葉も登場した。最後は延岡日本舞踊協会の会員も参加し、全員での踊りで締めくくった。

 観客は、歌舞伎やミュージカルの要素が取り入れられた日本舞踊を堪能。恋の駆け引きをする様子に声を出して笑い、終演後は大きな拍手を送った。

 家族と訪れた石田太郎さん(同市松原町)は「内容が分かりやすく、現代風にアレンジされていて親しみやすかった。一流に触れる機会はなかなかないので、本番も見に行きたい」と話した。

 同劇は城山公園二の丸広場で開催予定だったが、雨天のため屋内に変更された。


◆県北地区で計43プログラム予定

 「国文祭・芸文祭みやざき2020」(第35回国民文化祭、第20回全国障害者芸術・文化祭)は、7月3日〜10月17日の107日間にわたって開催される。

 総合開会式は7月3日午後2時30分から宮崎市のメディキット県民文化センターで開催。総合司会は延岡出身の松田丈志さんが務め、日向市出身のバレエダンサー西島数博さんら本県ゆかりのアーティスト4人が出演する。

 期間中の県内イベントは138プログラム。県北地区では、ひなたのめぐみ大学校「さかなの町で見て・触って・食べて君もお魚博士に!」(8月8、9日、門川町)や「牧水と耳川の源流をたどる旅」(10月9、10日、日向市ほか)などフォーカスプログラムが5本、特別応援プログラムが高千穂町で1本(7月30、31日、どこでも博物館)、さまざまな団体と連携するパートナーシッププログラムが延岡市で1本(9〜10月、まちなか文化祭)、分野別フェスティバルが36本行われる。

 分野別フェスティバルの中に、日本舞踊で舞う「高天原物語」の本公演(8月1日午後1時から延岡総合文化センター)、延フィルとひむかオペラの会の「オペラガラコンサート」(9月12日午後2時から同センター)が含まれる。

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