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3代目タイワンクツワムシ

本紙掲載日:2021-06-04
3面
紙コップに植え込んだ雑草の茂みに、じっと身を潜める梶原さん宅のタイワンクツワムシ

梶原さん方に居候初代が3年前から−延岡


 延岡市松原町の梶原光市郎さん(85)キヌ子さん(83)夫妻の自宅の室内に、昨年秋から1匹のタイワンクツワムシがすみ着いている。聞けば、なんと3代目。3年前から毎年、秋から翌年の春にかけタイワンクツワムシ1匹が室内で冬を越し、初代は行方不明に、2代目は窓にはさまれて死んだという。

 写真の3代目は、体の色は褐色で体長約6センチ。昨年10月ごろから室内に入り込み、毎晩のように、長いときで1時間ほど鳴き続けるという。

 初めは「ジージージージー」と背中を震わせて前奏曲を披露。しばらくすると「グワッ、グワッ、グワッ、ギュルルルル」などと「それはそれは、うるさいくらい大きな鳴き声」だという。

 「放っておくと、あっちこっちに飛び跳ねて、掛け軸の裏や戸棚の中に隠れていたこともあります」と光市郎さん。これまで単に「バッタ」と呼んでいたが、毎年のように現れるため、何という種類のバッタなのか、気になり始めたそうだ。

 県総合博物館の担当者に写真を見てもらったところ、平らな背中の形状や、背中にある帯状の黒い模様などから「キリギリス科のタイワンクツワムシではないか」とのこと。成虫でも、温暖な地域では越冬するケースがあるという。

 最近、足6本のうち後ろ2本が取れてしまい、飛び跳ねることができなくなったため「このまま外に出しても、すぐに野鳥に食べられるだろうから」と、紙箱の中で飼育することに。餌にリンゴやミカンを与え、紙コップに雑草を植え込み、数日おきに雑草を取り換えて紙箱の中に置いてあげているという。

 「だんだんかわいく感じるようになってきました。2人暮らしの私たちにとって、バッタのお世話は夫婦の良い会話になっています」とキヌ子さん。「少し弱ってきているようですが、最期までお世話をしてあげようと思います」

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