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神田に神馬入れ−御田祭(美郷町西郷)

本紙掲載日:2021-06-14
1面
引き手と共に水田を歩く(手前から)ゴンとゲン
清め払いの神事を行うゴンと引き手の男衆
馬鍬を着けて歩くゴン

祭りは中止でも神事

◆ゴンとゲン、初の田んぼに馬鍬

 美郷町西郷田代の神田「中の宮田」で13日、御田祭の神事の一つ「神馬入れ」が行われた。昨年から、約50年ぶりに同町内で飼育されている神馬ゴン(雄馬3歳)とゲン(同1歳)が田んぼを歩いて回った。

 同町の伝統行事である御田祭は、1032年の田代神社創建から続けられる県の無形民俗文化財。人と牛馬一体で神田を整える牛馬入れや早乙女姿の女性たちによる田植えなどが行われ、毎年多くの参拝者が訪れる。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け中止。今年も祭りは中止としたが、約千年続く農耕文化を保存伝承するため、また、昨年から町内で神馬の飼育を再開したこともあり、神事の一環として「馬入れ」を関係者のみで営んだ。

 この日は、神馬のゴンとゲン、田中秀俊町長、田代神社の石井研友氏子総代会長、ゴンとゲンの飼い主でもある大野英樹さん(49)ら引き手8人らが参列。清め払いの神事を営んだ後、馬入れを行った。

 一頭につき引き手2人が付いて馬を先導。以前にも田んぼに入った経験のあるゴンから先に入ろうと試みるも、畝から神田への一歩がなかなか出せなかった。そこで、草を食べさせながら誘導するとゆっくりと田んぼへ入っていった。

 一方、神事の際は、初めての場所に不安がり、落ち着きを欠いていたゲンだったが、先に入ったゴンの姿を見て安心したのか、いやがることなくすんなりと中へ。2頭が列をつくってゆっくりと神田を2周した。その後は、ゴンのみが土のならし(代かき)をする農具「馬鍬」(まんが・うまぐわ)を着けて再び2周回った。

 2頭を見守った石井会長は「昨年、今年と御田祭が中止になり残念だが、ゴンとゲンが町内に来てくれたのは明るい話題。今後が楽しみ」と目を細めていた。

 昨年9月からゴンとゲンの飼育をしてきた大野さんは、「ゲンは田んぼが初めて、ゴンも馬ぐわを着けるのが初めてだったので心配だったが無事終えてホッとした。来年、元気よく人馬一体となって駆け回る姿を見てもらえるようしっかり調教していきたい」と話した。

 神田では今後、御田祭の開催予定だった7月4日に「お田植え神事」が行われるという。

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