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「第九」歌う会が結団式

本紙掲載日:2021-06-16
7面

苦悩の今こそ歓喜の歌を−延岡

 10月16日に開かれる第35回のべおか「第九」演奏会に向け、のべおか「第九」を歌う会(=歌う会、今村愛子会長)は今月12日、延岡市の延岡総合文化センター小ホールで結団式を行った。今村会長(79)は初参加の延岡学園高校・尚学館中学校の吹奏楽部員36人をはじめ、会場に集った合唱団員を歓迎。コロナ禍での気付きを踏まえ「この35回目の『第九』を共有できることが、どれだけ素晴らしいことか。今から楽しみにしている」と喜びを語った。

 同演奏会は第35回国民文化祭・みやざき2020(国文祭)と第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会(芸文祭)のプログラムとして昨年予定していたが、コロナ禍の影響で延期されていた。今回はベートーベンの名言「苦悩を突き抜け歓喜に至れ」をサブテーマに、「コロナ禍で先の見えない苦悩の今こそ歓喜の歌声を響かせたい」と意気込む。

 合唱指導者の一人、延岡星雲高校教諭の柳田啓志さん(56)は「昨年は歌っていないことを忘れるくらいコロナ対応に追われた日々だったが、ふと気が付いたら『歌を歌いたい』と思った。皆さん同じ気持ちではないだろうか。力を出し合い、良い歌を歌いましょう」と呼び掛けた。

 結団式後、合唱団員は早速、柳田さんの指導でマスク着用などの感染対策を徹底して発声練習をし、続いてパート練習に臨んだ。

◆10月16日に〃オール延岡〃で演奏会

 ベートーベン作曲の交響曲第9番「合唱付き」を歌う第35回のべおか「第九」演奏会は10月16月午後5時30分から、延岡総合文化センター大ホールで開かれる。

 管弦楽は市民オーケストラ・延岡フィルハーモニー管弦楽団(=延フィル)、合唱は歌う会、指揮は同市出身で新進気鋭の指揮者として注目される山脇幸人さん(29)の〃オール延岡〃で挑む。

 ソリストは、宮崎大学教育学部教授の藤本いくよさん(ソプラノ)、熊本市出身の岡村彬子さん(メゾソプラノ)、藤原歌劇団団員の笛田博昭さん(テノール)、延岡市出身の今村雅彦さん(バリトン)。

 入場料は指定席4000円、一般自由席3000円、大学生以下自由席1500円。

◆延学と尚学館中から36人初参加

 延岡市の延岡学園高校と尚学館中学校の吹奏楽部員36人(中学1年生〜高校3年生)は、今回の指揮者である山脇幸人さんから毎年、吹奏楽の指導を受けており、その縁で今回初めて合唱への参加を決めた。昨年12月には山脇さんから直接、「第九」の発音指導を受けており、その後も自分たちで練習を続けてきたという。

 中には同高校の音楽専攻で学ぶ生徒もおり、同中学校吹奏楽部顧問の山脇一美さんは「音楽の幅を広げる良い経験になるのでは」と期待する。同高校吹奏楽部の顧問は、延フィル音楽監督の椛山達己さん。

◆200人を目標に団員募集中

 現在10〜90歳の110人が参加予定。目標は200人で、小学生以上を対象に7月末まで募集している。小学生は保護者同伴とする。

 入会金は一般5000円、大学生以下は無料。その他、楽譜などの教材費が必要。

 問い合わせ、合唱団員の申し込みは歌う会(電話080・2397・3684)、延岡総合文化センター(電話延岡22・1855)まで。


◆「ここ見て、聞いて、楽しんで」
山脇幸人さんの指導が楽しみ・河野裕子さん

 合唱仲間に誘われ、1993年の第8回演奏会から参加するようになりました。今回は国文祭・芸文祭のプログラムとして秋に開かれますが、例年は年末の風物詩として、年末が近づくたびに「歌わなきゃ」と頑張ってきました。ステージに立ち、指揮者の表情を見ながら、その感情をくみ取りながら歌うことは、客席では味わえない面白さがあり、演奏後の感動もひとしおです。

 指揮者の山脇幸人さんとは、2017年11月の「つなごう!延岡・いわき・熊本支援プロジェクト」のチャリティーコンサート「レクイエム」などで共演したことがあり、歌の表情や発音などを細かく丁寧に指導してもらいました。今回どういう指導をしてくださるのか、今からとても楽しみです。

 「第九」というと、第4楽章で歌われる「歓喜の歌」がよく知られていますが、第1楽章から通して聞くことで、鳥肌が立つような感動があります。ぜひ本番、会場で生の「第九」に触れていただきたいです。延岡市稲葉崎町在住、70歳。

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