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熊野江小児童「大きくなって帰ってきて」

本紙掲載日:2021-06-19
8面
カサゴの赤ちゃんの水槽では身を乗り出してのぞき込んだ
木製の滑り台を使い、優しく海に送り出した

カサゴ、ヒラメの稚魚放流−延岡

 延岡市立熊野江小学校(田中芳郎校長、8人)は15日、同市熊野江町の県水産振興協会(岩田末幸理事長)を訪れ、同協会が育てたカサゴとヒラメの稚魚200匹を熊野江港に放流した。

 毎年、この時期に行う恒例行事。地元で行われている栽培漁業の役割や水産業の現状を知り、命の大切さや地域の自然への理解を深めることを目的に実施している。

 同協会は水産資源の維持や回復、養殖業の振興を図ることを目的に、放流や養殖用として8種類の稚魚を年間約200万匹生産している。

 この日はまず、同協会生産販売課の甲斐勲課長の案内で施設内を見学。昨年14キロほどだった産卵用に飼育されているカンパチの親魚は15〜16キロまで成長し、「1年でだいたい1キロほど大きくなる」ことを教わった。

 また、五つの水槽で飼育されている約250匹のカサゴの幼魚や、ヒラメの親魚も観察。児童は身を乗り出して水槽の中をのぞき込んだ。甲斐課長は「天然のカサゴは岩場に隠れていることが多いので、普段は黒いシートで覆っている」と、農業用の遮光ネットで覆い、飼育する理由を説明していた。

 その後、熊野江港に移動。伊東正博事務局長は放流について、「自然界の魚が減ってきているので、人工的に育てた物を放流している」と説明。「放流だけでなく、海にごみを捨てない、(釣れた)小さい魚は逃がしてあげる、地球温暖化を防ぐために省エネを心掛けるなど皆さんにできることはある。協力してほしい」と呼び掛け、「この海に大きくなって戻ってくるよう優しく放流して」と伝えた。

 この日は体長7センチほどのカサゴ、9センチほどのヒラメの稚魚合わせて200匹を放流。木製の滑り台を使い、「大きくなって帰ってきて」などと声を掛けながら、優しく海に送り出した。

 5年生の甲斐天陽さんは「今年はカサゴを見ることができ、放流もできていい機会になった」、同じく5年生の安田莉子さんは「カンパチのお母さんやカサゴが見れてうれしかった。放流した魚が熊野江に帰って来るといいな」とそれぞれ感想。

 1年生から毎年体験してきた6年生にとっては今年が最後の体験。園田寛之さんは「カサゴは釣りで見た時の色と違っていた。これまで、いろんな魚が放流できてうれしかった」と話した。

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