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ペッパー7台を教材に−延岡市の小学校に提供

本紙掲載日:2021-06-25
3面
市内の公立小学校に提供するペッパーと記念写真に収まる支援企業の代表者ら。8台のうち1台はデモ機

旭化成など7社が費用を負担

 旭化成は、延岡市内の企業などと連携し、小学校で昨年度から必修化された「プログラミング教育」を支援することになった。ソフトバンクグループが人型ロボットを同教育の教材として貸し出す、社会貢献プログラムを活用した取り組み。今後3年間、市内の公立小学校に人型ロボット「Pepper」(ペッパー)7台を配備し、順番に貸与しながら全ての学校をサポートする。

 同社は昨年末、市内の企業に協力を呼び掛け。上田工業(森龍彦社長)、清本鉄工(清本邦夫社長)、興電舎(甲斐稔康社長)、延岡信用金庫(松山昭理事長)、延岡鉄工団地協同組合(黒木保善理事長)、山内システム(山内浩二社長)が旭化成と共に支援、費用をこの7社で全額負担する。

 24日に延岡市役所であった贈呈式には、支援企業の代表者や読谷山洋司市長、澤野幸司教育長らが出席。各社から目録を受け取った読谷山市長は、「有効に活用させていただきます」と感謝状を手渡した。

 旭化成延岡支社の末次稔支社長は、「延岡に拠点を構える企業みんなの思いとして、延岡で育った子どもたちが将来この延岡を愛し延岡の地で働きたいと、いろんな成果を上げてくれる子どもたちにたくさん育ってくれることを期待しています」とあいさつした。

 今回の7台のうち1台は、地理的な状況などを踏まえ島野浦小学校(平田政行校長、20人)に常設。残る6台を26校でローテーションを組み、配備するという。

 常設する島野浦小5、6年生7人はオンラインで式に出席。ペッパーは「支援企業の皆さん、延岡市の学校に送り出してくれてありがとう」「島野浦のみんな、僕と一緒にプログラミングを楽しもうね」とあいさつ。続いて、島野浦小の児童が「これから学校での出来事にペッパーくんが加わることが楽しみ。島野浦小にペッパーくんを送ってくれてありがとうございます」とお礼の言葉を述べた。

 平田校長は「学習だけでなく、学校行事や委員会活動、さまざまな場面で活用させていただきたいと考えている。貴重な学習機会を与えていただき、ありがとうございます」と感謝した。

 今回配備されるペッパーには、支援企業名が1台に1社ずつ入っており、支援企業が、さまざまな角度からの学びを提供していく予定。式終了後には、自社の提供したペッパーと記念写真に収まる姿も見られた。

 澤野教育長は、複数企業からの支援に「地域の期待を教育委員会としても強く感じた」と感謝。「(子どもたちには)企業の思いをきちんと伝え、何のために学ぶか考える機会にできればと思う。延岡市ではこれまでも多くの企業に支援していただいてきたが、今回新たな教育の支援がスタートしたと感じた」と話した。

 同市教育委員会によると、常設する島野浦小では7月から導入予定。他の学校については現在、ローテーション案等を作成しており、教職員研修などを行って、授業で活躍させていくという。

 複数の企業が連携し、市内全校に配備する取り組みは、全国でも初めてだという。なお、旭化成は今年3月、高千穂町に1台提供した。

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