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もうすぐ七夕−のべおか子どもセンター

本紙掲載日:2021-06-29
7面

親子でささ飾り作り

 「星に願いを♪七夕かざりをつくっておうちにかざろう!」と題した親子体験活動が26日、延岡市吉野町の九州保健福祉大学体育館で開かれた。

 主催は、のべおか子どもセンター。同大と延岡市教育委員会が協力、連携して、子育て支援の充実を図り、地域教育力の向上を目的に毎年開催していたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止に。2年ぶりの開催となった。

 12家族計38人が参加。電子オルガンの生演奏と朗読、スクリーンを用いた「七夕の成り立ち」をテーマにした紙芝居を鑑賞したり、折り紙やビニールテープを使って、さまざまな飾りを手作りしたりした。

 作った飾りは、思い思いの願いを書き込んだ短冊と共に、家族ごとに用意されたササに取り付けた。親子で触れ合いながら楽しそうに作業は進み、1時間ほどですべての飾り付けが終わった。

 学校で配られたチラシを見て母の悦子さんと参加した稲澤凛さん(8)、奈々花ちゃん(4)姉妹は「クロールができますように」「ながれぼしがながれてほしい」などを短冊でお願い。「飾りを作るのが楽しかった。また作りたい」と感想。

 同大の職員で、運営副委員長の井藤英俊さん(47)は「とにかく、まずは無事に開催できて良かった。普段、なかなか面と向かって話すことがない『将来の夢』や『願い』などを、家族で話し合える良いきっかけの場になっていたらうれしい」と話していた。

 完成した七夕飾りは、各家庭に持ち帰る他、後日、同市立図書館前に飾られる。

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