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記者の道くさ−門川だんじり「来年こそは」

本紙掲載日:2021-12-01
2面

 門川町の門川だんじり振興会(黒木巧会頭=門川漁協組合長)はこのほど、来年のオリジナルカレンダーを製作した=写真=。

 毎年11月に行われる尾末神社大祭では例年、尾末、上納屋(かみなや)、下納屋(しもなや)の各地区から3基のだんじり(太鼓台)が繰り出されてきた。しかし、新型コロナウイルスの影響で昨年から2年続けて、だんじりは中止されている。「ものすごく寂しい」と同振興会事務局長の河野哲也さん(57)は語る。

 そんな中、「いつでもできる態勢をつくっておこう」と、この2年間は例年通り、オリジナルのTシャツやカレンダーの販売を続け、活動資金を集めてきた。

 来年のカレンダーには「何が何でも来年こそは」との願いが込められている。また今回初めて、完成したカレンダーを県北の各市町村や観光協会、マスコミ各社に届けた。「掲載されている写真は前回2年前のものだが、だんじりに対する熱い気持ちは消えていないことを伝えたかった」という。

 オリジナルカレンダーは1枚千円。数に限りがあるが、同町門川尾末の同漁協(電話門川63・2123)で販売している。

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