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飲酒運転撲滅に協力を

本紙掲載日:2021-12-06
3面
店の責任者にポスターを手渡す高千穂署の松田地域交通課長(左から2番目)

飲食店に呼び掛け−高千穂署

 飲酒運転根絶強化月間(31日まで)に合わせて、高千穂警察署(河野禎治署長)は2日夜、高千穂町三田井の飲食店を回って各店舗へ飲酒運転撲滅への協力を呼び掛けた。

 同署地域交通課の松田宗一郎課長らが居酒屋やスナックなど28軒を訪問。店の責任者に「絶対しない!させない!許さない!」などと書かれた啓発ポスターを手渡した。責任者らはポスターを受け取るとさっそく壁の目立つ所に張っていた。

 同署は同月間に合わせて、西臼杵郡内の酒類を提供する飲食店、酒店、コンビニ、スーパーなどへポスター掲示など飲酒運転撲滅への協力を依頼。飲酒運転取り締まりなどを目的とした検問を強化、随時実施するという。

 法律では飲酒運転だけでなく、飲酒運転をする恐れがある人への酒類、車両等の提供や、飲酒運転の車に同乗することなども禁止されている。

 ポスターを受け取った酒処「粋」店主の佐藤定さん(73)は「常連客などにも『気をつけてくださいね』と声を掛けたい」と話した。

 松田課長は「家庭でも市販のアルコールチェッカーを活用するなどして、二日酔いで運転をしないよう注意してもらいたい」と呼び掛けている。

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