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海上輸送に対応−LNG内航船受入基地

本紙掲載日:2021-12-13
1面
高さ25メートル、直径25メートルの巨大なLNG貯槽

延岡市新浜町に完成−旭化成の天然ガス火力発電所に供給

◆脱炭素・低炭素へ−ひむかエルエヌジー

 宮崎ガスなど5社でつくる株式会社ひむかエルエヌジー(橋口光雄社長)が、延岡市新浜町の旭化成所有地で建設を進めていた県内初となるLNG(液化天然ガス)の海上輸送に対応した「LNG内航船受入基地」の工事が完了し10日、完成記念式典が行われた。来春、旭化成が延岡第3石炭火力発電所から切り替える天然ガス火力発電所に供給され、年間約16万トンのCO2排出量が削減できる見込み。

 同社は天然ガス供給のための合弁会社として宮崎ガス、大阪ガス、九州電力、日本ガス、旭化成が出資して2018年12月に発足。延岡地区内の小売りガス事業と、旭化成の発電施設へガスを供給する特定ガス導管事業が主な事業で、同町の旭化成所有地に管理棟のほか内航船受け入れ設備(ローディングアーム)、LNG貯槽、LNG気化器、機械室などの整備を進めていた。

 完成を祝う式典には関係者約60人が出席。脱炭素・低炭素社会に向けての前進と、安全で安定したガス供給への期待を寄せた。

 春日神社の木村健作禰宜(ねぎ)が神事を行い、工期中の安全に感謝したほか、今後の安全な操業と同社の発展、地域の安全などを祈願。橋口社長ら出席者の代表が玉串をささげた。

 あいさつに立った橋口社長は、関係者に謝辞を述べ、「石炭からLNGへの転換は、今まさに時代の波に乗った先駆けのプロジェクト。それを4年近く前に決定された旭化成さまのご英断に、改めてお礼申し上げます。素晴らしい方向性の事業に参加できることに誇らしい思いです。今後の脱炭素・低炭素化に向けて、関係の皆さまと一緒になって進んでまいりたい」と話した。

 来賓代表の永山寛理副知事も「4年も前から旭化成さんの発案で、LNG発電への転換を計画されたのはまさに先見の明。全国に先駆けた施設に、県としても感謝しています。同社への安定供給のほか、近隣自治体への供給を通じて脱炭素社会への先駆けとして頑張ってもらえるようお願いします」と祝意を述べた。

 式典の後は内覧会があり、出席者が十数人ずつに分かれて基地内を見学。高さ25メートル、幅25メートルで6500キロリットルの容量を誇るLNG貯槽や、グランドフレアと呼ばれる余剰ガス無害化施設などを見て回り、関係者に説明を受けていた。

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