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巨大構造物−ケーソンを海中へ

本紙掲載日:2021-12-15
1面

期成会と女性の会−16号岸壁で見学

◆23年度完成細島港整備

 日向市細島港の整備や利活用の促進、港湾や港を核としたまちづくりに取り組む重要港湾細島港整備促進民間期成会(三輪純司会長)とひむか港づくり女性の会(児玉広美会長)は13日、細島港白浜地区の16号岸壁で巨大構造物「ケーソン」の海中据え付け工事の見学会を合同で開いた。参加者は現場見学や研修会を通して、2023年度の完成を目指す同岸壁の整備状況を学んだ。

 ケーソンは、鉄筋コンクリート製の巨大な箱で、内部は中空になっており隔壁によって仕切られている。ケーソン1函(かん)の大きさは、高さ12メートル、長さ20メートル、幅が7・8メートル、重さは約1200トン。延べ8函を同岸壁の背後地で製作し、岸壁前面の壁として全てを海中に据え付ける。

 県が同港で水深10メートル以上の岸壁の工事を施工するのは約40年ぶり。ケーソンを陸上で製作して海上クレーンで直接海中に据え付けする工法は、県の水深10メートル以上の岸壁工事では今回が初めてという。

 この日は、両会の会員ら約30人が参加。日本で4番目の大きさを誇るというクレーン船が巨大なケーソンを慎重に海中へ据え付ける様子を見学しながら、県の職員、施工業者から工事の目的、施工手順、完成イメージなどの説明を受けた。

 続いて、会員らは細島港湾福祉センターに移動。県北部港湾事務所の明比健一郎所長が細島港湾整備事業の概要などを解説した。明比所長は企業立地や原木輸出の状況、今後の利活用などを紹介しながら「工場用地などを探している企業は多い。土地があれば、もっと飛躍できる。今後も皆さんと協力して整備を進めていきたい」と話した。

 巨大ケーソンを初めて見たという児玉会長は「貴重な工事に立ち会わせてもらった。もっと港が発展するよう女性目線から協力したい。完成が楽しみです」と期待を込めた。

□細島港16号岸壁整備

 同事業は、原木輸出量増加への対応が目的。港湾改修事業として、大型貨物船が着岸できる水深10メートルの岸壁(延長170メートル)を新設し、同水深の泊地(土量3万7000立方メートル)、埠頭(ふとう)用地(7500平方メートル)を整備する。事業費は約25億円。事業期間は2019年度からの5カ年。

 15号岸壁(水深7・5メートル、00年度完成)、17号岸壁(水深13メートル、14年度完成)と隣接することから利便性の向上が期待される。県によると同港からの19年度の原木輸出量は約7万3600トンという。

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