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北浦の観光と物産展

本紙掲載日：2021-12-20

8面

２年ぶりに開催された北浦の観光と物産展（１７日、県庁前楠並木通り）

楠並木通りで２年ぶり開催－宮崎

◆海・山の幸をＰＲ――

　第７９回北浦の観光と物産展が１７日、宮崎市の県庁前楠並木通りで開かれ、延岡市北浦町を中心とする海の幸や山の幸が市価より１、２割安く販売され、買い物客らでにぎわった。

　県内最大の消費地の宮崎市で物産展を開催し、特産品のＰＲと販路拡大、地場産業の活性化につなげようと、１９９２年から開いている。主催は延岡市北浦町特産品開発協議会と同市。

　この日は、延岡市内の７業者が出店。メヒカリやフグの揚げ物、サバやアナゴのすし、あげみ、干物などの海の幸、イノシシ肉やシカ肉、茶、シイタケなど山の幸などが並び、来場者が目当ての品々を買い求めていた。

　物産展は年に複数回開いていたが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止に。今年は感染症対策を徹底した上で２年ぶりに実施した。恒例の振る舞いも感染防止の観点から中止となった。

　同協議会の日髙滋会長は「２年ぶりの開催だったが、昼からはお客さんも多かった。コロナが収束しなければ安心できないが、今後も続けていきたい」と話していた。

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