ドライブでどうぞ−美郷町が協定

ＪＡＦがウェブなどでＰＲ

　美郷町と日本自動車連盟（ＪＡＦ）宮崎支部は１５日、観光連携協定を結んだ。ＪＡＦのウェブや紙媒体、会員サービスなどを通して同町の観光資源をＰＲする。

　調印式は、西郷ニューホープセンターであり、田中秀俊町長、百野正剛支部長が協定書を交わした。田中町長は「『ＤＲＩＶＥＴＯＭＩＳＡＴＯ』ということで観光ＰＲを行ってきたが、コロナ禍でなかなか動くことができない状況であった。機を得て協定を提携することに大きな意義があると思う」とあいさつ。

　百野支部長は、コロナの影響により、観光の姿が見直されているとし、「観光への移動手段が自動車に変化している場面が多く見られる。『地方への流れはドライブがつくる』の考えのもと、美郷の魅力、情報を発信しドライブ観光につなげていきたい」と話した。

　協定により、町は所有する観光地や特産品、ドライブコースなどの情報をＪＡＦに提供し、ＪＡＦは会員誌「ＪＡＦＭａｔｅ」やウェブ媒体「宮崎のご当地情報」を使用して全国に約２０００万人いる会員に向けて発信する。

　ＪＡＦが発信する情報を見た会や自動車ユーザーが美郷町を訪れることで美郷の観光、経済活性化を図ると共に、会員へ魅力ある情報を発信することで会員サービスの向上へつなげる。

　ＪＡＦによると、来年、「ＪＡＦＭａｔｅ」のオンライン版が先行リリースされる。オンライン版で２０２３年２月に美郷町特集を掲載する予定。そのほか観光情報登録システム「ＪＡＦナビ」にも紹介ページを作るという。