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21アビリンピック−縫製、最高賞の金賞

本紙掲載日:2021-12-28
1面
金賞を受賞した炭田さん(右)と、一から指導し信頼を寄せる宮畑さん
アビリンピック出場のために磨いた技術も、業務で生かしている

旭化成アビリティ延岡営業所

◆炭田大介さん「今年に懸けていた」

 「第41回全国障害者技能競技大会」(アビリンピック2021)は17〜20日に東京ビッグサイトであり、旭化成アビリティ延岡営業所(延岡市旭町)の炭田大介さん(22)が、縫製種目で最高賞の金賞を獲得した。4回目の出場で念願の金賞受賞に「今年に懸けていた。これからは会社に貢献できるように頑張りたい」と笑顔を見せた。

 大会の主催は独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構。障害者が培った技能を互いに競い合うことで職業能力の向上を図り、企業や一般の人が障害者に対する理解と認識を深めることなどを目的に毎年開催している。今年は25種目に地区大会を勝ち抜いた370人が出場した。

 縫製は12人が出場。裁断された9枚のパーツを使い、制限時間(4時間)内にミシン、アイロンなどを使ってエプロンを製作する技術を競った。

 炭田さんは延岡しろやま支援学校卒業後、2017年入社。入社前からの夢がアビリンピック出場で、家庭科の授業で習った程度というミシンなどの技術も一から学んだ。同年から3年連続で全国大会に出場。19年に銀賞を獲得したが、大会規定で4年連続出場はできないため、1年の休みを経て今大会を迎えた。

 「今年こそは」と意気込む一方で、業務が多忙な時期と重なり、練習を始めたのは今月に入ってから。時間内に終わらないこともあり不安があった。それでも「感謝しかない」と信頼する宮畑加代子さん(63)の指導に、「真っすぐに応えられるよう努力した」。苦手な工程も完璧を目指し、練習を重ねた。東京入りした前日も、不安な箇所を宿泊先で一人で何度も復習したという。

 例年は結果発表まで現地であるが、今年は感染症対策として後日インターネットで発表された。出勤後、社員に知らされたという炭田さんは「(反省点もあり)金賞は取れないかなと思っていた。宮畑先生のおかげ」と感謝した。

 「入社してからすごい成長した。特に(19年に銀)賞を取ってから、取り組み方が全然違う。素直で真面目」と宮畑さん。5年前には同社の北村重雄さん(32)が同種目で金賞を受賞しており、目標となる存在が近くにいることも大きいという。19年9月から、同社業務課で縫製業務に従事している。培った技術を生かし、業務での貢献も誓った。

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