夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
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延岡市出身・吉田英一教授
◆地下貯留技術へ応用も
先進研究特別講座「不思議な球状コンクリーションを解明せよ!」は19日、宮崎市の県総合博物館であり、名古屋大学博物館長の吉田英一教授(延岡市出身)が、研究を進めている球状コンクリーションについて、形成のメカニズムや人々の生活に深く関わる研究成果などを解説した。
球状コンクリーションは、地層中の砂や泥の隙間が炭酸カルシウムなどの鉱物で埋められ、硬くなった球状の岩石。吉田教授はその成因を「生物の死骸に含まれる炭素成分と海水中のカルシウムイオンの急速な沈殿反応で形成される」などと説明。
形成のメカニズムを解くきっかけとなったツノガイのコンクリーションの成長モデルを例に、死後の腐食で口の部分から溶出する炭素成分とカルシウムイオンが反応し、風船のように膨らむ過程を述べ、形成速度は「非常に速い」とした。
また、コンクリーションの内部に包まれた化石など生物の痕跡が良好に保存されている場合が多い理由として、球状に覆う炭酸カルシウムを主成分とする岩石が、化石などを長期にわたって風化・溶解・変質作用から守るバリアとして機能している点などを挙げた。
これらコンクリーション形成の仕組みを活用し、トンネルなどの地下コンクリート構造物の劣化を防止する技術をはじめ、二酸化炭素の地下貯留や数万年以上にわたる地下隔離が求められる放射性廃棄物の地下処分に応用する方法を研究していることも話した。
現在、企業と協力してコンクリーション作用を人工的に起こす材料を開発。実用化を目指して取り組んでいることを、北海道の地下研究所で行った実証実験の成果などを交えながら話した。