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人型ロボット・ペッパーを提供

本紙掲載日:2022-04-26
2面
延岡市にペッパーを贈呈したマイプラスの松岡社長ら

延岡市に進出のマイプラス

◆プログラミング教育へ

 プログラミング教育に役立ててもらおうと、企業誘致で延岡市に進出したIT企業マイプラス(東京都、松岡謙一社長)は15日、同市に人型ロボットPepper(ペッパー)1台を提供した。今後、市内の中学校やオアシス教室で活用していくという。

 ソフトバンクグループが人型ロボットをプログラミング教育の教材として貸し出す「Pepper(ペッパー)社会貢献プログラム2」を活用した取り組み。同市では昨年、旭化成など6社1組合がペッパー7台を提供し、市内の公立小学校に配備している。

 贈呈式には、マイプラスから松岡社長、システム開発本部マネジャーの高山義明さん、冨重聡さんが出席。「僕を延岡市に連れてきてくれてありがとう」とペッパーがあいさつし、和ませた。

 読谷山市長に目録を手渡した松岡社長は、「社会に出てもITを使ってビジネスができるような人材教育、支援をやっていきたい」と抱負。感謝状を贈った読谷山市長は「延岡に立地し、延岡の人材育成、いろんな意味でのIT、デジタル化に関心を持っていただき感謝する」と話した。

 マイプラスは、IT(情報技術)技術を身近なものにするため、IT未経験者育成事業、DX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成事業、小中高IT教育事業など、さまざまなビジネスを展開している。

 延岡オフィスは同市北町の損保ジャパン延岡ビル3階に開所。社員は現地採用し、来月ごろから本格的に動いていく予定で「ITを普段着にできるようありとあらゆる人を巻き込み、盛り上げる活動を計画していきたい」と話している。

 ペッパーは18日から延岡中学校に配備されており、その後、不登校の子どもたちらが通うオアシス教室で、登校動機付けなどにも役立てる予定という。

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