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生理の貧困から尊厳を目指す

本紙掲載日:2022-05-17
6面

ムーンボックスプロジェクト発足−延岡

 子どもを中心とした支援活動に取り組む市民団体「子どもネットワークのべおか」(堀之内健吾理事長)は昨夏、生理の貧困解消を目指し「のべおかmoonBOX(ムーンボックス)プロジェクト」を立ち上げた。7月23日に初の主催イベントを開催予定で、参加を呼び掛けている。

 子ども食堂や居場所支援、子ども宅食など、子どもが子どもらしく、幸せに暮らせる社会を目指し幅広く活動している同ネットワーク。支援が必要な子育て世帯に食材や日用品を届ける「子ども宅食」の時に、生理用品も一緒に入れて届けたところ、母親たちから喜ばれ、必要性を感じたという。

 「お母さんたちが苦しんでいる現状は子どもに影響を与える。お母さんたちの助けになりたい」と昨年7月、生活困窮者支援に取り組む人や生理に関する啓発活動を行う人らと初の会合を実施。同8月には関係機関にも呼び掛けて同プロジェクトを発足させた。

 現在は、民間企業や行政の担当者も加わり、「すべての学校のトイレに生理用品の常備」を目標に掲げて定期的に集まり、情報交換している。また、「生理の貧困から生理の尊厳へ」を合言葉に、会議では性教育や更年期障害など、生理に関わるさまざまな問題についても話題が及び、支援の在り方などについて話し合っている。

◆男性も参加してください−7月23日に初イベント

 初のイベントは7月23日午後1時30分から、本小路の同市社会教育センター研修室4で、セミナー&ワークショップを開く。延岡市男女共同参画推進室共催。参加無料。

 テーマは「生理の日、ただ笑ってすごしてほしいだけなんだ〜生理の貧困から生理の尊厳へ〜」。講師は、プロジェクトのメンバーで、同市で生理に関する啓発活動などを行う任意団体「ハウリング」代表の原田いくみさん。

 イベントではまず、生理の仕組みや生理時のさまざまな体調や症状について説明。その後グループでそれぞれの生理について話し、共有する。

 続いて当事者でもある原田さんが自身の経験談や生理の貧困の事例、海外での取り組み、日本での状況について詳しく紹介した後、再びグループで自身の考え、解決に向けてどんなことができるかなどについて話し合い、全体会でまとめる。

 生理はこれまで、女性の個人的な問題として捉えられがちだったが「男性が参加して初めて解決する問題」と原田さん。生理の基礎知識がない男性にも気軽に広く知ってもらえる内容で、「何かやりたいと検討している人、迷っている人、ちょっとでも興味を持った人、男性、学生、子ども、誰でも来てもらい、みんなで話し合いましょう」と呼び掛けている。なお、グループトークやワークショップ時の発言は強制ではなく、自由。「問題解決に向けてみんなで考える時間になれば」と期待する。

 対面とオンラインの両方行う「ハイブリッド式」で、定員は会場30人、オンライン15人。7月15日までに申し込む。

 新型コロナウイルスの状況によっては対面での実施はせず、オンラインを拡大して開催する。その場合、同ネットワークのフェイスブックページで知らせるほか、申込者には直接連絡する。参加希望者は、名前、連絡先を記入し、子どもネットワークのべおかに電話(電話延岡20・2568)またはファクス(番号同じ)、メール(kodomo.network.n@gmail.com)で申し込む。

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