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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
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SDGs達成「本気で目指して」
◆福岡教育大副学長・石丸教授が講演−延岡高
ユネスコスクールの加入を目指す県立延岡高校(澁谷好一校長)はこのほど、新1年生245人を対象に、その基本理念を学ぶSDGs(国連の持続可能な開発目標)やESD(持続可能な開発のための教育)についての講演会を開いた。
ユネスコスクール支援大学に指定されている福岡教育大学副学長の石丸哲史教授が、「SDGsに向かうガチな学び」をテーマに講演。SDGsの基本的な考え方や先進事例を分かりやすく紹介した。ガチは「本気」や「本当」を意味する若者言葉。
石丸教授は1950年代からの地球の気温変化を体育館のスクリーンに動画で示し、現代から2100年までに急速な温暖化が進むとするスーパーコンピューターの予測を紹介。いま行動しなくては自分たちに続く未来の子孫が困ってしまうとして、こうした「持続不可能性」に気付いてほしいと呼び掛けた。
その上でSDGsとは、問題解決のために世界全体で協力すべきことを国連が明確に示した17項目のゴール(目標)だと説明。達成に向けてはさまざまな手段があり、多様な考え方を積み上げていかなくてはならないと訴えた。
世界の先進事例のうち、身近な取り組みでは、財政破綻した北海道夕張市で、自分たちの学校をなくさないために行動を起こし、クラウドファンディングで目標額の3倍も資金を集めた高校生たちを紹介。「今だけだろう」「よその国の話」「自分には関係ない」といった〃対岸の火事思考〃からの決別を求め、「ガチな皆さんに期待している。どうか本気でSDGs達成を目指してほしい」と激励した。
講演後は希望して参加した2、3年生40人も交え、石丸教授と熱心に質疑応答。1年生の若本康汰さんは「なぜSDGsがあるのか理解していなかったが、明確な課題があることが分かった。解決のため行動できる人になりたい」と話した。
ユネスコスクールは、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の理念を学校現場で実現するため1953年に発足し、現在までに182カ国の1万1500校以上が加盟。県内では祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの登録を機にモデル校に指定された延岡市の北川小と北川中の県北2校をはじめとする5校と認定こども園1施設が加盟している。
延岡高校は2020年度に文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定され、ユネスコエコパークを基本題材に3年間を通してSDGsを学習。ユネスコスクールに認められると、国内外の加盟校との交流・連携、ユネスコの国際会議やプロジェクトへの参加、活動への支援などのメリットがあり、同校は今年度中の加盟申請に向け準備を進めているという。