2025年2月
1日 (土)

掲載日: 2025/1/7(2面)

県森連の新春初市-東郷林産物流センター

 県内外の買方業者などが参加した新春初市
県内外の買方業者などが参加した新春初市

県産スギ-初値平均1万3000円

 県森林業組合連合会(長友幹雄代表理事会長)の新春初市が6日、日向市東郷町の東郷林産物流センターであった。丸太生産量33年連続日本一を誇る県産スギの初値平均価格は、1立方メートル当たり1万3000円となった。

 長友代表理事会長は初競り前の式典で、昨年の原木価格は比較的安定、製品は安い状況だったとし、「製材業関係の皆さんは大変な苦労をされていると聞いている。今年は原木、製品とも適正な価格で取引され、再造林を進め林業界全体が盛り上がっていくことを期待している」と期待。また、初市に際しては「ぜひ、高値で景気を付けていただければ」と呼び掛けた。

 初市には、県北を中心に買方業者や製材業者など約70人が出席。耳川流域を中心としたスギやヒノキなど約2700立方メートルが競りに掛けられ、業者が価格を書き込んだ入札票を担当者に手渡し落札した。スギにご祝儀価格の2万1000円(最高値)の値が付くと、歓声が上がる一幕もあった。

 同センターの井上純仁所長よると、年末年始の休日が9日間と長期だったこともあり、初市に出品された木材の総数は例年より少なかった。ヒノキの平均価格は1万9600円、最高値は2万3800円だった。
 県森林業組合連合会(長友幹雄代表理事会長)の新春初市が6日、日向市東郷町の東郷林産物流センターであった。丸太生産量33年連続日本一を誇る県産スギの初値平均価格は、1立方メートル当たり1万3000円となった。

 長友代表理事会長は初競り前の式典で、昨年の原木価格は比較的安定、製品は安い状況だったとし、「製材業関係の皆さんは大変な…
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