2025年2月
1日 (土)

掲載日: 2025/1/11(2面)

県立図書館で遺墨展-26日まで

県立図書館で開催中の牧水遺墨展
県立図書館で開催中の牧水遺墨展

牧水の世界を身近に

 今年で生誕140年を迎える郷土の歌人、若山牧水の遺墨などを展示する企画が、宮崎市の県立図書館2階特別展示室で26日まで開かれている。無料。掛け軸などと一緒に、牧水が自ら記した歌論も展示し、牧水の世界をより身近に感じられる内容となっている。

 同館は2018年に、元県立宮崎病院医師で牧水の作品などを収集した小林邦男さんから遺墨や関連書籍など291点の寄贈を受けた。より広く見てもらおうと、23年度から作品のデジタル化事業に着手し、今年度から遺墨原本30点をホームページで公開した。

 遺墨展はデジタル公開を記念して企画された。遺墨7点に加え、「短歌作法」「和歌講話」など牧水自署の歌論なども展示。牧水の歌に対する思いや姿勢が分かる歌論と併せて見ることで、牧水の世界を深く感じられる構成となっている。また、同館名誉館長で牧水研究の第一人者である歌人の伊藤一彦さんの解説も加えられている。

 開館時間は午前9時から午後5時まで。期間中の休館は月曜日(13日は開館)と14日。問い合わせは同館(℡0985・29・2954)。
 今年で生誕140年を迎える郷土の歌人、若山牧水の遺墨などを展示する企画が、宮崎市の県立図書館2階特別展示室で26日まで開かれている。無料。掛け軸などと一緒に、牧水が自ら記した歌論も展示し、牧水の世界をより身近に感じられる内容となっている。

 同館は2018年に、元県立宮崎病院医師で牧水の作品などを収集した小林邦男さんから遺墨や…
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