掲載日:
2025/1/22(3面)
文化財の防災態勢など確認-三福寺で火災訓練
「文化財防火デー」前に-延岡
県の指定文化財「鍍銀蓮池文華鬘(とぎんれんちもんけまん)」を保有する延岡市北町の三福寺(田村智英住職)で21日、消防訓練があった。「文化財防火デー(26日)」を前に行われ、文化財の防災体制を確認。隣接する「わか葉幼稚園」(田村智彰副住職兼園長)の園児も避難を学んだ。
訓練は、日向灘を震源とした震度6弱の地震により、三福寺本堂から出火した想定で実施した。火災警報を合図に、田村智彰副住職兼園長が文化財を模した段ボールを抱えて外に搬出。自衛消防隊は初期消火に当たるとともに、職員は園児を避難誘導した。
園児は、防災頭巾をかぶり口を押さえながら静かに屋外に移動。119番通報を受けて消防車で駆け付けた市消防署の消防隊は、実際に放水を行って消火活動の手順を確認した。園児は本番さながらの訓練を熱心に見守っていた。
訓練を終え、延岡市消防署の髙田博文署長は「県内では地震が相次いでおり、現実性がより高い中で訓練が実施できた。子どももスムーズに対応でき、訓練の目的は十分に達成できた。今後も命を第一に、貴重な文化財を守ってほしい」と総括。
詳細は、本紙へ。
訓練は、日向灘を震源とした震度6弱の地震により、三福寺本堂から出火した想定で実施した。火災警報を合図に、田村智彰副住職兼園長が文化財を模した段ボールを抱えて外に搬出。自衛消防隊は初期消火に当たるとともに、職員は園児を避難誘導した。
園児は、防災頭巾をかぶり口を押さえながら静かに屋外に移動。119番通報を受けて消防車で駆け付けた市消防署の消防隊は、実際に放水を行って消火活動の手順を確認した。園児は本番さながらの訓練を熱心に見守っていた。
訓練を終え、延岡市消防署の髙田博文署長は「県内では地震が相次いでおり、現実性がより高い中で訓練が実施できた。子どももスムーズに対応でき、訓練の目的は十分に達成できた。今後も命を第一に、貴重な文化財を守ってほしい」と総括。
詳細は、本紙へ。
県の指定文化財「鍍銀蓮池文華鬘(とぎんれんちもんけまん)」を保有する延岡市北町の三福寺(田村智英住職)で21日、消防訓練があった。「文化財防火デー(26日)」を前に行われ、文化財の防災体制を確認。隣接する「わか葉幼稚園」(田村智彰副住職兼園長)の園児も避難を学んだ。
訓練は、日向灘を震源とした震度6弱の地震により、三福寺本堂…
訓練は、日向灘を震源とした震度6弱の地震により、三福寺本堂…