2025年2月
1日 (土)

掲載日: 2025/1/23(7面)

手作りおもちゃでおもてなし

 参加した押方小学校の児童(最後列)と押方保育園の園児
参加した押方小学校の児童(最後列)と押方保育園の園児

押方小1、2年生・園児招いて交流

 高千穂町立押方小学校(黒木秀一校長、31人)の1、2年生は21日、校内で手作りおもちゃを使った交流学習「おもちゃまつり」を開いた。出席した7人が近くの押方保育園(甲斐原子園長)に通う年中、年長組14人を歓迎。和気あいあいと遊びながら親睦を深めた。

 高千穂町は2020年3月、「第2期子ども・子育て支援事業計画」を策定。このうち、子どもの成長に応じた関係機関の連携推進策として、園から小学校への入学を円滑にする幼・保・小連携などに力を入れている。

 おもちゃまつりは同事業計画の趣旨をくんだ取り組みで、コロナ禍以降では初めての開催。児童にとっては日頃の学びの成果を披露する場として企画され、延べ3カ月をかけて準備してきた。

 この日は、小学1、2年生が生活科で扱う「秋のおもちゃ」「動くおもちゃ」をテーマにしたドングリこま、うちわの風で走るペーパークラフトカー、輪ゴムの力で跳ねる紙コップ「ぴょんコップ」など8種を用意。自己紹介や遊び方の説明を終えると、それぞれのブースで園児を迎えた。

 年の近さもあって、互いに人見知りする様子もなく打ち解け、園児はこつを教わりながら熱中。児童も一緒になって楽しみ、競技要素のあるおもちゃについては息を切らすほど打ち込む姿も見られた。

 年長組の加藤心々奈ちゃんは「ぴょんコップが一番楽しかった。また遊びたい」とにっこり。ぴょんコップ作りを担当した2年生の甲斐優晴(ゆはる)さんは「みんなが楽しんでくれてうれしかった。また一緒に遊びたい」とほほ笑んでいた。
 高千穂町立押方小学校(黒木秀一校長、31人)の1、2年生は21日、校内で手作りおもちゃを使った交流学習「おもちゃまつり」を開いた。出席した7人が近くの押方保育園(甲斐原子園長)に通う年中、年長組14人を歓迎。和気あいあいと遊びながら親睦を深めた。

 高千穂町は2020年3月、「第2期子ども・子育て支援事業計画」を策定。このうち…
残り 542文字
会員登録して続きを読む
有料会員になる
error:

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/