新年賀詞交歓会−プロ野球キャンプ誘致など期待

日向市と市議会、日向商工会議所

　日向市と市議会、日向商工会議所が主催する新年賀詞交歓会は４日、同市上町のホテルベルフォート日向であった。行政、議会、商工関係者など各界から約２５０人が出席し、年始のあいさつを交わすなどして新年のさらなる飛躍を誓い合った。交歓会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用の徹底、時間を短縮して開催した。

　主催者代表あいさつで三輪純司日向商工会議所会頭は、「お倉ケ浜総合公園の野球場が大型連休明けから改修工事を始めると聞いている。一日も早く素晴らしい球場をつくり、プロ野球の１軍キャンプを誘致したい」と期待を込めた。

　また、同市が民間の調査で住みやすいまちとして県内で１位に輝いたと紹介し、「日向市は海あり、山あり、良い波ありの素晴らしい場所。サーフィンのまちとして確立し、人口を増やしたい。皆さんと協力して、はつらつとした元気で明るいまちづくりに取り組みたい」と力を込めた。

　続いて、来賓の江藤拓衆議院議員、長友慎治同議員のあいさつがあり、鏡開きを行った後、黒木秀樹副市長の音頭で乾杯。黒木副市長は、市役所の仕事始め式で市民の笑顔を取り戻すため創意工夫をしながら前に進んでいこうなどと話したとし、「共に力を合わせ、日向の元気と活気を取り戻しましょう」と呼び掛けた。

　続いて、出席者は名刺交換などをしながら歓談。最後は、市議会の黒木高広議長のあいさつで閉会し、今年一年の決意を新たにした。