本紙掲載日:2023-01-11
(2面)

打ち出の小づちで開運祈願

小づちで参拝者の肩などを触れて回り、開運を祈る谷山住職

光明寺で十日えびす−延岡市古城町

 延岡七福神の一柱「恵比須(えびす)様」の神霊場である延岡市古城町の光明寺(谷山光信住職)で10日、健康や家内安全、商売繁盛などを祈願する「十日えびす」があり、参拝者の一年の開運を祈願した。

 昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小しての実施。この日は午前11時からと午後2時からの2回、恵比須像が祭られる本堂横の淡島堂内で法要が営まれ、谷山住職と参拝者が般若心経を読経した後、谷山住職が「南無恵比須大神」と真言を唱えながら、5円玉で作られた打ち出の小づちで参拝者の肩などを触れて回り、開運を祈った。

 谷山住職は「コロナ終息や世界の戦争が終わり、ウサギにあやかって穏やかな一年になることを祈願しました」と話した。

 恵比須様は右手に釣りざおを持ち、左脇にタイを抱えた姿で知られ、漁業の神、商売繁盛の神として信仰を集めている。

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