本紙掲載日:2023-01-11
2面

山火事予防月間−31日まで

火の取り扱いに注意−25日からは強化週間

◆全国運動に先駆けて−県

 「火の確認山を愛するあなたのマナー」を統一標語に、県の「山火事予防運動」が実施されている。空気が乾燥し、林野火災が発生しやすい傾向にあるこの時期に山火事予防の意識啓発や森林保全、地域の安全を推進しようと、全国山火事予防運動(3月1〜7日)に先駆けて毎年実施。県内では今月6〜31日を「山火事予防月間」、25〜31日を「山火事予防強化週間」に定めている。

 運動期間中は山火事防止に向けて、[祿阿箸靴毒Г瓩蕕譴討い詭邀鮎撞僉別郛討など)をする場合は、延焼しないように特に注意する枯れ草などのある火災が起こりやすい場所ではたき火をしないたき火の場所を離れる時は完全に消火するざ風時および乾燥時にはたき火、火入れはしないゲ估れを行う場合は許可を受けるΔ燭个海硫个鷲ず消すとともに、吸い殻を投げ捨てないР侏靴咾呂靴覆い鮟電世妨討啌櫃韻襦

 東臼杵農林振興局と西臼杵支庁は期間中、広報パレードを行い、森林管理署や市町村、森林組合、消防などの関係機関と各地を巡回。また、防災無線を通じた啓発や懸垂幕も設置。林業従事者などへの山火事予防の呼び掛けも行う。

 県自然環境課によると、県内で2021年に発生した林野火災は38件で、前年から9件増加。出火原因として最も多かったのは、害虫駆除などの「火入れ」が15件。次いで「たき火」が6件だった。

 同課保安林担当者は「1月は乾燥し、山火事が発生しやすくなっている。運動を通して県民の皆さんに、火の取り扱いへの注意を、いま一度呼び掛けていきたい」と話している。

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