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延岡市立図書館がデジタル化
◆郷土資料を後世に 貴重な郷土資料を後世に残すため、延岡市立図書館(工藤靖治館長)は前年度から「延岡新聞」(1929年創刊)のデジタル化に取り組んできた。編集作業などを終えた一部が昨年12月22日から、同市本小路の同館で公開されている。 図書館は、本の貸し出し業務である「提供」の他、収集、整理、保存などの役割を持つ。今は手に入れることができない古い本、後世に残し続ける必要がある郷土資料なども保管しており、その時代、その時代の状況を知ることができる新聞もその一つ。特に、限られた地域でしか発行されていない地方紙や地域紙は貴重な郷土資料で製本され、保存、提供されてきた。 延岡新聞は館内閲覧の利用が一定数ある一方、国立国会図書館にある一部を除くと、図書館の中では同館しか所蔵していない貴重な資料。発行当時の新聞紙を製本しているため、時間の経過と共に劣化は進み、提供すると破損して保存が難しくなり、保存に専念してしまうと一般の人が見ることができない難しい状況だった そこでデジタル化に取り組んだよその図書館に視察に出向くなどし、一昨年秋からデジタル化に着手。同館のスキャナー機で読み取り可能なA3サイズ以下の新聞紙から、データの読み取りを行うことになった。 作業は、製本の状態を解体し、1枚ずつ読み込める状態にすることから。そして日付や劣化の状態、サイズを目視で確認し、1ページ分ずつ細かく記録し、紙面をスキャン。画像をパソコンに保存し、傾きやゆがみの調整、破損や破れがある場合は、専用ののりで貼り合わせてもう一度読み込むなど、細かな作業を繰り返してきた。 公開するのは1930(昭和5)年1月〜32年5月、48年11月〜51年6月、54年1月〜55年12月分(一部欠号あり)で計7060ページ。同館のカウンターで申し込み後、館内に設置しているインターネット利用者用端末で閲覧できる。同館にとっては破損の心配がなくなり、利用者は拡大、縮小が自由にできることもメリットだ。 「うちがしないとどこからも消えてしまう資料もある。50年後、100年後も、今と同程度で提供できるようにする必要がある」と司書の庄子佐代さん(40)。同じく湯川拓未さん(33)は「今後も、地域資料のデジタル化を進め、後世に残していきたい」と話した。
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延岡市立図書館がデジタル化
◆郷土資料を後世に
貴重な郷土資料を後世に残すため、延岡市立図書館(工藤靖治館長)は前年度から「延岡新聞」(1929年創刊)のデジタル化に取り組んできた。編集作業などを終えた一部が昨年12月22日から、同市本小路の同館で公開されている。
図書館は、本の貸し出し業務である「提供」の他、収集、整理、保存などの役割を持つ。今は手に入れることができない古い本、後世に残し続ける必要がある郷土資料なども保管しており、その時代、その時代の状況を知ることができる新聞もその一つ。特に、限られた地域でしか発行されていない地方紙や地域紙は貴重な郷土資料で製本され、保存、提供されてきた。
延岡新聞は館内閲覧の利用が一定数ある一方、国立国会図書館にある一部を除くと、図書館の中では同館しか所蔵していない貴重な資料。発行当時の新聞紙を製本しているため、時間の経過と共に劣化は進み、提供すると破損して保存が難しくなり、保存に専念してしまうと一般の人が見ることができない難しい状況だった
そこでデジタル化に取り組んだよその図書館に視察に出向くなどし、一昨年秋からデジタル化に着手。同館のスキャナー機で読み取り可能なA3サイズ以下の新聞紙から、データの読み取りを行うことになった。
作業は、製本の状態を解体し、1枚ずつ読み込める状態にすることから。そして日付や劣化の状態、サイズを目視で確認し、1ページ分ずつ細かく記録し、紙面をスキャン。画像をパソコンに保存し、傾きやゆがみの調整、破損や破れがある場合は、専用ののりで貼り合わせてもう一度読み込むなど、細かな作業を繰り返してきた。
公開するのは1930(昭和5)年1月〜32年5月、48年11月〜51年6月、54年1月〜55年12月分(一部欠号あり)で計7060ページ。同館のカウンターで申し込み後、館内に設置しているインターネット利用者用端末で閲覧できる。同館にとっては破損の心配がなくなり、利用者は拡大、縮小が自由にできることもメリットだ。
「うちがしないとどこからも消えてしまう資料もある。50年後、100年後も、今と同程度で提供できるようにする必要がある」と司書の庄子佐代さん(40)。同じく湯川拓未さん(33)は「今後も、地域資料のデジタル化を進め、後世に残していきたい」と話した。