本紙掲載日:2023-01-12
(3面)

談話室−琴恵光延岡後援会

今年は正念場まずはけがなく

 「正念場の一年。まずはとにかく15日間、けががないように」と願いを込めて語るのは琴恵光延岡後援会の稲田義美会長(83)ら。大相撲初場所4日目までを2勝2敗と奮闘する琴恵光関(31)=延岡市出身=の取り組みを「新年早々、ヒヤヒヤドキドキ」で見守っている。

 後援会をはらはらさせているのが、同市大貫町の田んぼにのぼり旗とともに設置したこいのぼり。今場所の初日前に勝ち越しを願って掲げたが、強風にあおられて、連日のように落下しているという。

 携帯電話のアプリを通して、本人と連絡を取り合う稲田会長。本人から場所前は「攻める相撲でいい報告ができるよう頑張ります」、初日が出た後は「自分らしく相撲取れました」とお礼のメッセージが届いた。

 事務局にはこいのぼりを提供したいという市民からの連絡が数件。2日目の白星の後には「良かった、良かった」と複数の市民の喜びの声が寄せられたという。

 「(昨年末の)九州場所で負った太ももの肉離れも順調に回復したそう。元気は良く、いい相撲を取っている」と稲田会長。多くの市民の後押しを受けながら、琴恵光関の好成績を願っている。

 写真は(左から)稲田会長、甲斐泰文副会長(68)、岩切隆徳事務局長(66)。

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