今年はウサギ年−干支にちなんだ本展

２月２日まで延岡市立図書館

　延岡市立図書館（工藤靖治館長）は、毎年恒例の「干支（えと）にちなんだ本展」を２月２日まで行っている。

　今年の干支「卯（うさぎ）」が登場する絵本や児童書を中心に、十二支の起源を紹介した一般書など約１００冊を展示。今後も冊数を増やしていく予定という。

　大きな目と特徴的な耳というかわいらしい見た目で幅広い年代に愛されるウサギ。世界的に有名なピーターラビットの物語から、最初はウサギが苦手だった著者が心を決めてウサギを飼育するドキドキの実体験をつづった絵本「うさぎこわーい」、飼育方法や品種図鑑まであり、より深くウサギの生態を知ることができる。

　「どうして十二支にネコ年はないの？」といった疑問にネコ本人が答えてくれる不思議な中国昔話風絵本もあり、家族や友達と一緒に楽しめる。

　湯川拓未司書は「今年の干支であるウサギが出てくる本を中心に集めました。手に取って読んでいただけたら」と利用を呼び掛けている。