本紙掲載日:2023-01-12
(2面)

交通安全など呼び掛け

推進協が新春のつどい−日向市

 日向市安全で安心な街づくり推進協議会(会長・十屋幸平市長)は「110番の日」の10日、日向市のマルイチ財光寺店で「新春のつどい」を開いた。同協議会や日向警察署、自主防犯ボランティア団体などから約160人が参加し、買い物客らに交通安全や110番の適正利用を呼び掛けた。

 十屋市長は、昨年市内で1件の交通死亡事故が発生したことに触れるとともに、窃盗や詐欺被害など課題は多いとし、「警察署をはじめ、各関係機関と連携を深め、地域の防犯、交通安全は地域で守るという認識で活動してきたい」とあいさつした。

 協議会顧問の梅原守日向警察署長は昨年の同署管内の情勢について、人身事故は減ったものの物損事故は大きく増加し、人口10万人当たりの刑法犯罪率は県内ワースト2位であるとし、「引き続き犯罪抑止に努める」と強調。110番の正しいかけ方についても呼び掛けた。

 その後、ひよこ保育園(日眇人拡園長)の年長園児15人が約束の言葉を斉唱。「手を挙げて右左を確認して横断歩道を渡ります」「一人では遊びません」などと元気よく述べた。

 参加者は、買い物客などに交通安全や適切な110番利用などを呼び掛けながら、チラシが入った啓発グッズ300個を配布した。

 また、新春街頭パトロールもあり、同署生活安全課の石田祐輔課長の号令で白バイ、パトカー、青パト隊が出発。市内一円を巡り、市民の交通安全と防犯意識の高揚を図った。

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