本紙掲載日:2023-01-13
(1面)

サーフィン移住促進へ−日向商議所

「ひゅうが住活応援調整会議」の初会合(日向商工会館)

住活応援調整会議が再始動

◆相談会や事業所見学など検討

 サーフィン移住の促進を図ろうと、日向商工会議所はこのほど、日向市上町の日向商工会館で今年度の初会合となる第1回ひゅうが住活応援調整会議(会長・三輪純司会頭)を開いた。会議には、市内の経済団体やサーフィン連盟、ハローワーク、区長公民館長連合会、行政などから選出された18人の委員(コンシェルジュ)が参加。事業の円滑な実施や移住促進のための方策などへの連携を確認した後、三つのグループに分かれてワークショップ方式で意見を交わした。

 同会議は、2019年度から取り組むリラックスサーフタウン日向移住促進プロジェクトの一環。初年度は5回の会議を開催し、サーファーなどへのアンケート調査、移住商品の検討などに取り組んだが、翌20年度からコロナ禍により休止していたため、今回が再始動となった。

 冒頭、あいさつに立った三輪会頭は「サーフィンを生かすことが日向の生きる道。子どもたちが誇れるふるさとにしたい。将来に結びつく、楽しく明るい会議にしましょう」と呼び掛けた。

 続いて、住活促進パネルディスカッションや移住相談会、市内の事業所見学バスツアーなど今年度の事業計画案の説明のほか、市職員が市の移住施策や移住者数、大手ハウスメーカーの調査で同市が街の幸福度ランキングで県内1位に選ばれたことなどを紹介した。

 ワークショップでは、今年度の事業計画案への取り組み、委員としての効果的な活動などをテーマに話し合った。参加者は、「サーフィン大会と移住相談会の日程を重ねる」「ユーチューバーやインフルエンサーに協力をお願いし、認知度を上げる」「空き家を移住者の住居として安く提供する」など、さまざまな提案やアイデアを付箋に書き出し、台紙に張り付けながら活発に意見を交換した。

 最後に、各グループの代表が成果を発表し、参加者全員が意見やアイデアなどの情報を共有した。

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