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延岡市が快挙−県本部が表彰
◆県内10万人以上の市で初 360日間にわたり交通死亡事故ゼロを達成した延岡市に13日、県交通安全対策推進本部(本部長・河野俊嗣知事)からの表彰が伝達された。 同本部は市町村ごとに、人口に応じた死亡事故ゼロ日数の表彰基準を定めており、延岡市は「10万〜20万人」の区分で180日間(おおむね6カ月)が基準となっている。 同市が表彰を受けたのは昨年7月26日に続き9回目。死亡事故ゼロは昨年1月9日からこの日まで369日間と、市としての最長記録を継続しており、県内の人口10万人以上の市(ほかに宮崎と都城)で2回連続の表彰を受けるのは、制度を開始した2000年以来初の快挙となった。 市役所で読谷山洋司市長に表彰を伝達した県総合政策部の川越直海交通・地域安全対策監は、「延岡警察署や市交通指導員、市民の皆さまが一日ずつ積み重ねられたたまもの」と称賛。読谷山市長は「指導員の方々が朝な夕なに街頭で啓発していただき、警察の方にもいろいろとご協力を頂いているおかげです」と感謝した。 ◇高齢者の事故が課題 川越対策監は延岡署管内で昨年1年間に発生した事故件数が、前年より2割近くも減少したと評価。一方で、第1当事者(加害側)に占める65歳以上の割合が約35%で、県全体の平均値より5%ほど上回ったと報告した。 また、市内の高齢者による事故のほとんどは国道などの主要道交差点付近で発生し、脇見・ぼんやり運転での追突が多いと指摘。交通事故は朝夕の通勤・帰宅時間帯に集中するが、延岡市は高齢者の事故が多い自治体に特徴的な昼間の事故が目立つことを伝えた。 その上で、同市は高齢運転者自らが運転を控える時間帯や路線などを宣言して事故防止に努める「制限運転」を、特に率先して展開しているとして、今後は歩行者の対策に注力するよう提案。「家庭に眠っている反射材を皆さんに使っていただければ、かなり事故は減る」と強調し、帯がシックな色合いの反射材を紹介するなどして、普及への協力を求めた。 これに対し読谷山市長は、「冬場は黒っぽい服装が多いので、こうした反射材なら多くの人に使ってもらえる。乗り合いタクシーなどマイカーを使わなくてもいいまちづくりとも組み合わせ、死亡事故ゼロの継続を頑張りたい」と応えた。
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延岡市が快挙−県本部が表彰
◆県内10万人以上の市で初
360日間にわたり交通死亡事故ゼロを達成した延岡市に13日、県交通安全対策推進本部(本部長・河野俊嗣知事)からの表彰が伝達された。
同本部は市町村ごとに、人口に応じた死亡事故ゼロ日数の表彰基準を定めており、延岡市は「10万〜20万人」の区分で180日間(おおむね6カ月)が基準となっている。
同市が表彰を受けたのは昨年7月26日に続き9回目。死亡事故ゼロは昨年1月9日からこの日まで369日間と、市としての最長記録を継続しており、県内の人口10万人以上の市(ほかに宮崎と都城)で2回連続の表彰を受けるのは、制度を開始した2000年以来初の快挙となった。
市役所で読谷山洋司市長に表彰を伝達した県総合政策部の川越直海交通・地域安全対策監は、「延岡警察署や市交通指導員、市民の皆さまが一日ずつ積み重ねられたたまもの」と称賛。読谷山市長は「指導員の方々が朝な夕なに街頭で啓発していただき、警察の方にもいろいろとご協力を頂いているおかげです」と感謝した。
◇高齢者の事故が課題
川越対策監は延岡署管内で昨年1年間に発生した事故件数が、前年より2割近くも減少したと評価。一方で、第1当事者(加害側)に占める65歳以上の割合が約35%で、県全体の平均値より5%ほど上回ったと報告した。
また、市内の高齢者による事故のほとんどは国道などの主要道交差点付近で発生し、脇見・ぼんやり運転での追突が多いと指摘。交通事故は朝夕の通勤・帰宅時間帯に集中するが、延岡市は高齢者の事故が多い自治体に特徴的な昼間の事故が目立つことを伝えた。
その上で、同市は高齢運転者自らが運転を控える時間帯や路線などを宣言して事故防止に努める「制限運転」を、特に率先して展開しているとして、今後は歩行者の対策に注力するよう提案。「家庭に眠っている反射材を皆さんに使っていただければ、かなり事故は減る」と強調し、帯がシックな色合いの反射材を紹介するなどして、普及への協力を求めた。
これに対し読谷山市長は、「冬場は黒っぽい服装が多いので、こうした反射材なら多くの人に使ってもらえる。乗り合いタクシーなどマイカーを使わなくてもいいまちづくりとも組み合わせ、死亡事故ゼロの継続を頑張りたい」と応えた。