本紙掲載日:2023-01-14
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寒修行−家内安全、息災繁栄など

寒修行で市内を巡る仏教寺院の有志

延岡市内寺院有志−中心部を巡り祈願

 延岡市の仏教寺院の有志が13日、お経を唱えながら市内中心部を巡る寒修行を行った。小雨が降る中、家内安全や息災繁栄、交通安全、新型コロナ終息を祈願した。

 参加したのは、善正寺と今山大師の野中玄雄住職と野中健雄副住職、光明寺の谷山光信住職、願成寺の佐藤直哉住職、三福寺の田村智彰副住職、常念寺の酒井真也住職、常楽寺の中本慈宣住職、極楽寺の柳田泰法副住職、如意輪寺の富山育学副住職ら9人。

 黒い法衣に網代(あじろ)がさを身に着け、同市山下町の善正寺本堂前で法要を営んだ後に出発。鈴やうちわ太鼓、錫杖(しゃくじょう)などを鳴らしながら、家や店舗の前に立ち止まり読経した。

 一行は、大師通り−山下新天街−祇園町−中央通−新町−船倉町−紺屋町−昭和町−日の出町−延岡駅前−幸町−善正寺のコースを歩き、店主や鈴の音を聞いて駆け付けた通行人らは「こんな雨の中ありがとうございます。お疲れさまです」と話し、浄財を寄付。感謝しながら寒行お札を受け取っていた。

 約3時間の寒行で集めた浄財は、児童養護施設へ全額寄付する。

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