安易な前例踏襲や慣れの是正を

今年最初の署長会議で山本本部長が訓示

　年明け初めてとなる県下警察署長会議が１２日、宮崎市の県警察本部庁舎で開かれた。来賓や県公安委員会委員、警察本部の幹部職員、県内１３の警察署長ら約８０人が出席。今年の運営方針や運営重点などに関する指示や協議を行った。

　冒頭、山本将之本部長が組織運営の観点を中心に訓示。�＾属廚柄偉稙Ы韻魏�める意識�⊆匆饐霎�の変化に伴う治安上の課題への対応��やりがいを感じられる職場環境づくり−の３点に配慮し、取り組みや部下職員を指導するよう求めた。

　また、４月に宮崎市で開催されるＧ７宮崎農業大臣会合に触れ、要人の安全と会合の円滑な進行の確保のため、県警の総力を挙げて警備に万全を期す必要性と、テロやサイバー攻撃対策、情報収集・分析の推進など諸対策の徹底を示唆した。

　また、来賓の河野知事は今春のＷＢＣ日本代表合宿や農相会合などを挙げ「しっかり連携し、安心安全な宮崎を保ちたい」、宮崎地方検察庁の眞田寿彦検事正は「連携を密にして厳正な事件処理に向けて全力を尽くしたい」とあいさつした。