初の水球プールが完成

宮崎工業高・競技力向上に期待

　水球競技規格を満たすプールが宮崎市の宮崎工業高校に完成し、１５日にお披露目された。２０２７年に本県で開かれる国スポ障スポ大会に向けた練習拠点として整備され、完成により本県代表の競技力向上が期待される。

　総事業費は約５億１５３８万円。同校の既存プールを改修し、縦３４メートル、横２２メートル、水面から天上までの高さ約６メートルという県内で唯一の競技規格を満たすプールとなった。冬でも温水で練習できるよう、ボイラー設備も整備された。

　この日は、県教委や県スポーツ協会の職員らにお披露目された。競技力向上対策事業として、日本代表選手によるエキシビションゲームや実技練習も行われた。